健栄グループの薬局をご利用の皆様へ
令和6年度の診療報酬改定に伴い、書面掲示事項に関する取り扱いが変更されました。
デジタル原則に基づき、掲示事項はWeb上で閲覧可能な状態にすることが原則として求められています。
以下に、健栄薬局グループ各店舗の書面掲示事項を掲載いたします。
調剤報酬点数
調剤報酬点数表に基づき地方厚生(支)局長に届け出た事項に関する事項
調剤点数表に基づき以下の算定項目の施設基準を満たし、届出しております。
その他薬局機能情報
調剤管理料に関する事項
患者さまやご家族等から収集した投薬歴、副作用歴、アレルギー歴、服薬状況等の情報、お薬手帳、
医薬品リスク管理計画(RMP)、薬剤服用歴等に基づき、受け付けた処方箋の処方内容について、
薬学的分析及び評価を行った上で、患者さまごとに薬剤服用歴への記録、
その他必要な薬学的管理を行っています。
必要に応じて医師に処方内容の情報提供を行います。
服薬管理指導料に関する事項
患者さまごとに作成した薬剤服用歴等に基づいて、処方された薬剤の重複投薬、相互作用、
薬物アレルギー等を確認した上で、薬剤情報提供文書により情報提供し、薬剤の服用に関し、
基本的な説明を行っています。薬剤服用歴等を参照しつつ、患者さまの服薬状況、
服薬期間中の体調変化、残薬の状況等の情報を収集した上で、処方された薬剤の適正使用のために
必要な説明を行っています。 薬剤交付後においても、当該患者さまの服薬状況、服薬期間中の
体調の変化等について、継続的な確認 のため必要に応じて指導等を実施しています。
地域支援体制加算
当薬局では以下の基準を満たした店舗にて、地域支援体制加算を算定いたします。
・1200品目以上の医薬品の備蓄
・他の保険薬局に対する在庫状況の共有・医薬品の融通
・医療材料・衛生材料の供給体制
・麻薬小売業者の免許と指導実施体制
・処方箋集中率85%超の場合は、後発医薬品の使用割合が70%以上であること
・取り扱う医薬品にかかる情報提供ができる体制
・平日8時間以上/日、土・日いずれかに一定時間以上の開局、45時間以上/週の開局
・開局時間外であっても自薬局または連携薬局案内により調剤・在宅業務に対応できる体制
・患者さま等からの相談体制の整備
・診療所・病院・訪問看護ステーションとの連携体制
・保険医療・福祉サービス担当者との連携体制
・在宅患者に対する薬学管理・指導の実績(薬局あたり年24回以上)
・在宅患者訪問薬剤管理指導の届出・体制整備・周知
・医薬品医療機器情報配信サービス(PMDAメディナビ)の登録・情報収集
・プレアボイド事例の把握・収集に関する取り組み
・副作用報告に関する手順書の作成・報告体制の整備
・かかりつけ薬剤師指導料等の施設基準の届出
・管理薬剤師実務経験(薬局勤務経験5年以上、同一保険薬局に週32時間以上勤務かつ1年以上在籍)
・薬学的管理指導に必要な体制・機能の整備(研修計画・受講等)
・患者さまのプライバシーへの配慮
・要指導医薬品・一般用医薬品の販売(48薬効群)薬剤服用歴の記録に基づく適切な医療の供給体制
・健康相談の取り組み
・緊急避妊薬の備蓄と調剤体制
・敷地内禁煙・喫煙器具やタバコの販売の禁止
連携強化加算
都道府県知事より第二種協定指定医療機関の指定を受けていることやオンライン服薬指導の
実施要領に基づき通信環境の確保をしています。
また、 要指導医薬品及び一般用医薬品並びに検査キット(対外診断用医薬品)を販売しています。
当薬局では、他の保険薬局、保険医療機関及び都道府県等との連携により、災害又は新興感染症の
発生時等の非常時に必要な体制が整備されている店舗において、調剤を行った際に連携強化加算を
算定いたします。
後発医薬品調剤体制加算
後発医薬品(ジェネリック医薬品)調剤を積極的におこなっています。
店舗により加算の算定区分は異なりますが、後発医薬品の調剤体制を整備した
後発医薬品調剤体制加算の算定薬局です。
後発医薬品(ジェネリック医薬品)の相談をお受けしていますので、お気軽にお申し付け下さい。
必ずしも全ての医薬品が後発医薬品に変更できるとは限りませんのでご了承下さい。
また、在庫の関係上お時間がかかる場合があります。
在宅薬学総合体制加算
在宅薬剤管理の実績や在宅業務の対応体制、麻薬の備蓄、無菌製剤処理の体制など、
在宅訪問を行うために必要な体制や設備、実績のある店舗では、在宅患者の皆様には規定の
調剤報酬点数表にい在宅薬学総合体制加算を算定いたします。
特定薬剤管理指導加算2
抗悪性腫瘍剤を注射された悪性腫瘍の患者に対して、抗悪性腫瘍剤等を調剤する保険薬局の
保険薬剤師が、当該患者さまの副作用の発現状況、治療計画等を文書により確認し、
必要な薬学的管理及び指導を行った上で、当該患者さまの同意を得て、悪性腫瘍の治療に係る薬剤の
投薬又は注射に関し、電話等により、その服用状況、副作用の有無等について患者に確認し、
保険医療機関に必要な情報を文書により提供した際に特定薬剤管理指導加算2を算定いたします。
かかりつけ薬剤師指導料及びかかりつけ薬剤師包括管理料
患者さまの"かかりつけ薬剤師"として、安心して薬を使用していただけるよう、複数の医療機関に
かかった場合でも処方箋をまとめて受け付けることで、使用している薬の情報を一元的に把握し、
薬の飲み合わせの確認や説明を行います。
当薬局では、以下の基準を満たす薬剤師が患者さまの同意を得て算定いたします。
・保険薬剤師の経験3年以上
・週32時間以上の勤務
・当薬局へ1年以上在籍
・研修認定薬剤師の取得
・医療に係る地域活動の取組への参画
無菌製剤処理加算
2人以上の薬剤師(1名以上が常勤の保険薬剤師)が勤務し、クリーンベンチを備える店舗では、
中心静脈栄養法用輸液、抗悪性腫瘍剤又は麻薬につき、注射薬を無菌的に製剤した際に
無菌製剤処理加算を算定いたします。
在宅患者医療用麻薬持続注射療法加算
麻薬小売業者の免許及び高度管理医療機器等販売業の許可を受けており、医療用麻薬持続注射療法が
行われている在宅患者さまに対して、注入ポンプによる麻薬の使用など在宅での療養の状況に応じた
薬学的管理及び指導を行った際に在宅患者医療用麻薬持続注射療法加算を算定いたします。
在宅中心静脈栄養法加算
当薬局では、高度管理医療機器等販売業の許可を受けており、在宅中心静脈栄養法が行われている
患者さまに対して、輸液セットを用いた中心静脈栄養法用輸液等の薬剤の使用など在宅での療養の
状況に応じた薬学的管理及び指導を行った際に在宅中心静脈栄養法加算を算定いたします。
居宅療養管理指導のサービス提供に係る説明事項
居宅療養管理指導または介護予防居宅療養管理指導(以下、「居宅療養管理指導等」という。)
サービスの提供開始にあたり、厚生労働省令第37号第8条に基づく説明事項は次の通りです。
・事業の目的と運営方針
事業の目的 要介護状態または要支援状態にあり、主治の医師等が交付した処方せんに
基づき薬剤師の訪問薬剤管理指導を必要と認めた利用者に対し、
当薬局の薬剤師が適正な居宅療養管理指導等を提供することを目的とします。
運営の方針 ①利用者の意思及び人格を尊重し、利用者の立場に立ったサービスの提供に努めます。
②上記①の観点から、市町村、居宅介護支援事業者、他の居宅サービス事業者その他の
保健、医療、福祉サービスを提供する者との密接な連携に努めます。
③利用者の療養に資する等の観点から、当該利用者に直接係わる上記関係者に
必要な情報を提供する以外、業務上知り得た利用者またはその家族の秘密を
他に漏らすことはいたしません。
・提供するサービス
【居宅療養管理指導等サービス】
①当事業所の薬剤師が、医師の発行する処方せんに基づいて薬剤を調製するとともに、
利用者の居宅を訪問し、薬剤の保管・管理や使用等に関するご説明を行うことにより、
薬剤を有効かつ安全にご使用いただけるよう努めます。
②サービスのご提供に当たっては、懇切丁寧に行い、分かりやすくご説明いたします。
もし薬について分からないことや心配なことがあれば、担当の薬剤師にご遠慮なく
質問・相談してください。
注)居宅療養管理指導または介護予防居宅療養管理指導におけるサービスの提供及び
内容は同じです。
・緊急時の対応等
①緊急時等の体制として、携帯電話等により24時間常時連絡が可能な体制を取っています。
②必要に応じ利用者の主治医または医療機関に連絡を行う等、対応を図ります。
・利用料
介護保険制度の規定により、以下の通り定められています。
※自己負担割合が1割の場合で表記をしております。(2割負担の場合は当該表記の2倍)
①居宅療養管理指導費
単一建物居住者1人に対して行う場合 1回につき518円
単一建物居住者2~9人に対して行う場合 1回につき379円
単一建物居住者10人以上に対して行う場合 1回につき342円
オンライン服薬指導を行った場合 1回につき 46円
・算定日の間隔は6日以上かつ月4回を限度(オンライン服薬指導を行った場合を含む)
ただし、ガン末期の患者又は中心静脈栄養若しくは注射による麻薬の投与を受けている
患者の場合は、1週に2回、かつ、月に8回を限度
②在宅薬学総合体制加算:当店の直近1年間の別記の諸条件に該当する場合
在宅薬学総合体制加算1 1回につき 15円
在宅薬学総合体制加算2 1回につき 50円
③麻薬等の特別な薬剤が使用されている場合
麻薬管理指導加算 1回につき100円
医療用麻薬持続注射療法加算 1回につき250円
在宅中心静脈栄養法加算 1回につき150円
④無菌調剤処理加算(2以上の注射剤を混合した場合)
【6歳未満の乳幼児の場合】
中心静脈栄養法用輸液 1回につき137円
抗悪性腫瘍剤(希釈を含む) 1回につき147円
麻薬(希釈を含む、又は無菌的に充填し製剤する場合) 1回につき137円
【上記以外の場合】
中心静脈栄養法用輸液 1回につき 69円
抗悪性腫瘍剤(希釈を含む) 1回につき 79円
麻薬(希釈を含む、又は無菌的に充填し製剤する場合) 1回につき 69円
⑤主たる疾患に関わる臨時・緊急時の居宅療養管理指導は医療保険が適用されます。
A)在宅患者緊急訪問薬剤管理指導料
計画訪問の対象疾患の場合 1回につき500円
計画訪問の対象疾患以外の場合 1回につき200円
在宅患者緊急オンライン薬剤管理指導料 1回につき 59円
B)在宅患者緊急訪問薬剤管理指導料1
新興感染症等の自宅及び施設入所の患者に対して 1回につき500円
上記についてオンライン服薬指導を行った場合 1回につき 59円
※A~Bを合わせて月4回を限度とします。
※但し、末期がん患者、注射による麻薬の投与が必要な患者の場合は、原則月8回まで
⑥夜間、休日又は深夜において、緊急に患家を訪問して必要な薬学的管理及び指導を行った場合、
それぞれにおいて加算されます。
夜間訪問加算(6時-8時、18時-22時) 1回につき 400円
休日訪問加算(日・祝日、12月29日~1月3日) 1回につき 600円
深夜訪問加算(22時-翌6時) 1回につき1000円
⑦在宅医療において処方箋受付時に処方医に照会を行い処方が変更された場合、
又は処方箋交付前に処方医と相談し、処方提案が反映された処方箋を受け付けた場合
在宅患者重複投与・相互作用等防止管理料1又は2が加算されます。
A)残薬調整以外の場合 1回につき 40円
B)残薬調整の場合 1回につき 20円
・連絡窓口
当事業所のサービス提供に当たり、相談があれば、健栄グループの各店舗までご連絡ください。
店舗一覧
評価療養、患者申出療養又は選定療養の内容及び費用
2024年10月1日から、後発医薬品(ジェネリック医薬品)があるお薬で、先発医薬品の調剤を
希望される場合は、特別の料金を患者さまご自身が負担する制度(選定療養)が導入されました。
特別の料金とは、先発医薬品と後発医薬品の価格差の4分の1相当の料金のことを言います。
後発医薬品(ジェネリック医薬品)があるお薬で、 先発医薬品の処方を希望される場合は、
特別の料金をお支払いいただきます。
後発医薬品(ジェネリック医薬品)への変更について、ご相談がありましたらお声掛け下さい。
この機会に、後発医薬品の積極的な利用をお願いいたします。
ただし、先発医薬品が調剤された場合であっても次のケースに当てはまる場合は、
特別の料金はかかりません。
・医師や薬剤師が医療上必要と判断した場合
・後発医薬品の供給不足により薬局に在庫が無い場合
個別の調剤報酬の算定項目の分かる明細書の発行について
当薬局では医療の透明化や患者様への情報提供を積極的に推進していく観点から、領収書の発行の際に、
処方された薬剤の薬価や調剤報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行しております。
明細書は使用した薬剤の名前などが記載されています。
公費負担等により窓口でお支払いがない方の場合でも発行しております。
領収書・明細書の発行を希望されない方は予めお申し出下さい。
療養の給付と直接関係ないサービス等の取扱いについて
当薬局では、容器代等保険外費用について実費の負担をお願いしています。
<薬剤の容器代>
当薬局では、必要に応じて容器代を頂戴しております。
<患家へ調剤した医薬品の持参料・郵送料>
患者さまの都合・希望に基づくご自宅へ調剤した医薬品の持参料・郵送料は患者さま負担となります。
治療上の必要性があり、医師の指示があった場合には、規定の調剤報酬点数表に従い算定いたします。