薬局長 M.M(2004年入社)
~これまでのキャリアを教えてください~
最初はパートの薬剤師として健栄に入社し、その後正社員になりました。新規出店の店舗に異動し数年勤めた後、現在の店舗に薬局長として着任しました。
~薬局長の業務について教えてください~
スタッフの管理など店内の監督業務の他、地域の医療機関や介護職の方々との多職種連携など一連の店舗マネジメント業務を行っています。また、私は管理薬剤師も兼務しているので、法令に基づいた医薬品の管理を行っています。
~薬局長として日々心がけていることを教えてください~
お店の雰囲気づくりでしょうか。ご高齢の方が多い患者様に対してはあたたかい気持ちになる接客を心がけています。また、店舗のスタッフにとって、一日の大半をここの職場で過ごすことになりますので、気持ちよく働ける職場になるよう努めています。後輩薬剤師の育成については自主性を重んじるようにしています。「まずは自分で考え、行動すること」を支援するように心がけています。
~薬局長のやりがいについて教えてください~
一緒に働くスタッフの意見を聞きながら、そこに自分のビジョンを反映させて日々の仕事をよりよく改善していけることにやりがいを感じます。例えば、先日業務効率化を意図した薬局内の配置換えをみんなで意見を出しながら行い、結果として無駄な動きが少なくなり作業効率が向上しました。また、薬局の宣伝要員として行政・ケアマネさんなどに顔を知ってもらう啓蒙活動にもやりがいを感じています。
~最近参加されている社外の研修についてお聞かせください~
株式会社ファーマ総研が主催している薬局ミライ塾に参加し、薬剤師の職能向上や臨床能力の向上に努めています。また、慢性疾患の患者様のフォローを薬剤師がしっかり行えるよう、患者さんからの情報収集能力の向上、今後のリフィル処方箋普及を見越した準備も行っています。
~調剤薬局の今後の姿についてお聞かせください~
電子処方箋・オンライン資格確認の普及が進めば、いままでのようにお店で患者様を待ち、ただお薬を調剤して渡すだけの薬局は淘汰される事になるのではないでしょうか。まずは薬剤師の臨床能力を高め、相談できる場所にしていくことが大切です。そのうえで、かかりつけ薬局や在宅対応にしっかり対応していく事が重要だと思います。
~最後に入社を検討している方へのメッセージをお願いします~
健栄は大手にない地域に密着し溶け込んだ店舗運営を行っていて、地域のケア会議など多職種連携における情報共有の場に積極的に参加しています。地域にお住まいの方に向けにも健康イベントなどを開催しコミュニケーションを図っています。また、「患者のための薬局ビジョン」をベースとした、これからの薬剤師の在り方についてよく考えている会社だと思います。ただお薬を渡すだけの薬局から脱却するための研修も充実していますので、皆さんが学んできた薬学をフルに生かせる環境だと思います。
薬局長 R.S(2013年入社)
~これまででのキャリアを教えてください~
大学院卒業後、製薬会社で薬物動態学の研究に携わってきましたが、もっと人と関わる仕事がしたいとの思いが強くなり、調剤薬局を運営する会社に転職しました。その後、千葉県に移住した事をきっかけに、千葉県を中心に薬局を展開している健栄に入社しました。現在は薬局長として勤務しており、今のお店が薬局長としては3店舗目になります。
~薬局長の業務について教えてください~
一般的なマネジメント業務、労務管理、在庫管理、教育指導はもちろんですが、医療介護に関する国の方向性やそれを踏まえた会社の考え方をスタッフに伝える事に重きを置いています。今実践していることは、会社の考え方等を個々の目標設定に落とし込むことで、スムーズに業務に取り組んでもらえるのではないかと考え、実践しているところです。
~薬局長のやりがいについて教えてください~
スタッフの仕事に対する取り組み姿勢に前向きな変化が見られた時など、成長を感じられた時にやりがいを感じます。また、国や会社の方針に合わせて「地域から必要とされる薬局づくり」にチームで取り組んでいるのですが、みんな積極的な意見を出してくれるので、こちらにもやりがいを感じています。
~薬局長の業務以外で現在取り組まれていることをお教えください~
昨年まで社内の「かかりつけ薬剤師力向上ワーキンググループ」に参加していたのですが、今はそれを進化させる形で、これから薬剤師に強く求められる医療機関等への情報提供力の向上に取り組んでいます。具体的には、情報提供書などの好事例をまとめた事例集を作成し、情報の共有化に取り組んでいます。
~社外でも活動されていると伺いました~
以前、大学病院の薬剤部との共同研究に取り組み、学会で発表しその結果を専門誌で紹介していただいたことがあります。また、先日開催された日本薬局学会において認知症研修認定薬剤師として発表を行いました。その他にも地域の薬剤師会の一員として子育て世代や高齢者への講演活動や、後進の教育にも関わりたいという思いから、現在大学の薬学部で臨床講師として薬学生の実務実習にも携わっています。
~調剤薬局・薬剤師の今後の姿についてどのように考えていますか~
少子高齢化社会がますます進むことで、私たち薬剤師はキャリアの長期化が求められてくると思いますし、薬局の環境も調剤の自動化や付帯事務のDX化が進み、大きく変わっていく事になるでしょう。また、社会保障制度維持の観点からも医療費削減やポリファーマシー対応が更に求められることは間違いありません。そうなると患者さんとの信頼関係に基づいた、適正な薬物治療を実現するための対人業務が更に重要になると考えています。
~健栄はどのような会社でしょうか~
千葉県を中心に地域密着型の薬局を展開している会社です。研修についても、レベルアップ研修のメニューが整っており、同規模の薬局グループと比較してこれだけ充実していると会社は多くないのではないでしょうか。自己成長を感じることで自然に仕事に取り込める環境、目標達成に向けて前向きに取り組む基盤が出来ていると思います。
~最後に入社を検討している方へのメッセージをお願いします~
私たちは千葉県及びその周辺に特化し、医師やケアマネージャーをはじめ、自治会や民生委員さんなどとも長期にわたる関係を築くなど、地域に密着した取り組みを行っています。大手企業のようなスケールメリットこそありませんが、患者さんや医療関係者と長期に渡って関わりながら、地域の健康に貢献したいという志をお持ちの方にはお勧めの会社だと思います。
薬剤師 M.M(2014年入社)
~ここまでのキャリアを教えてください~
新卒で健栄に入社し、結婚のタイミングで一度退社しました。その後他社で勤務していたのですが、ご縁があり9年前から再度健栄で働くことになりました。
~現在の業務について教えてください~
私が所属している薬局は個人在宅の他に施設在宅も行っているので、外来業務と在宅業務の双方に携わっています。私は6割が在宅業務になるのですが、施設在宅は6施設、個人在宅は5件担当していますので、日々効率の良い業務を心がけています。
~どんなときに仕事のやりがいを感じますか~
施設にお住まいの方の在宅業務(居宅療養管理指導)でしょうか。在宅診療の医師との往診同行での学びや、他職種の連携の機会も多く、薬剤師の立場から様々な改善提案を行いながら、チーム全体で患者様の生活の質(QOL)の向上に努めています。
~業務を行う中で日々心がけていることを教えてください~
先程も申しましたが効率良く仕事を行う事でしょうか。私はこどもの保育園の送迎があり時間的な制約もありますので、時間内にすべての業務を終えられるよう意識して仕事をしています。
~育児と仕事の両立についてお聞かせください~
当時導入されていなかった育児時短勤務について会社に相談をしたところ、制度化する形で取り入れてくれました。おかげで育児と仕事の負担も軽くなり大変助かりました。また、子供の体調変化などで急遽お休みをいただいても、みんながフォローしてくれるので感謝しています。
~ご自身のスキルアップについてお聞かせください~
これまで様々な研修に参加してきましたが、最近では昨年参加した「次世代リーダー研修」が自身のスキルアップにつながったと思います。今後は学校薬剤師等にも興味をもっていますので、ライフステージの変化に合わせて無理のない範囲で自己成長につながる事にチャレンジしていきたいです。
~最後に入社を検討している方へのメッセージをお願いします~
健栄はアットホームで、タスクシェアや勤務時間の相談など、自分の生活に合わせた働き方もしやすいと思いますので、ワークライフバランスを大事にしている方には向いていると思います。
薬剤師 H.S (2019年入社)
~現在の業務を教えてください~
薬局に来局される方への投薬だけでなく、在宅業務(居宅療養管理指導)も行っています。現在は数名の在宅患者様を受け持ち、お薬をお届けするだけではなく、適切な管理・服用方法のご説明、時には生活面でのお困り事の相談に乗ったりしています。
~職場の雰囲気はどうですか~
何でも相談できる環境だと思います。前向きな人が多い職場ですので、改善提案なども積極的に行われています。私も中堅スタッフとして、若手社員でも積極的に発言できる環境づくりに努めています。また、チームワークもとても良く、目標等みんなで達成しようという環境が店舗内で醸成されており、目標達成にむけたプロセスに面白みを感じています。
~入社したころと比較して何が一番変わりましたか~
服薬指導に対する意識が変わったと思います。新人の頃は処方薬の服薬指導しかできなかったのですが、今は患者様の背景を聞きとり、全人的な健康の実現を意識した服薬指導が行えるようになったと思います。薬剤師もサービス業と同様、患者様に満足いただける対応を心掛ける事が大事だと思っています。
~今取り組んでいることを教えてください~
より地域医療に貢献できるよう、現在在宅療養支援認定薬剤師の資格取得に向けて、研修講座を受講するなど学習に励んでいます。将来的には地域の皆さんがオンライン服薬指導を当たり前に受けられる環境も構築していきたいと考えています。
~健栄はどのような会社でしょうか~
とても風通しの良い会社だと思います。何かを提案をすると、それやってみよう!と前向きに検討してもらえています。また、目の前の調剤に終始せず、患者様にとって何が良いかを考えて業務に臨んでいるスタッフが多いと感じています。
~最後に入社を検討している方へのメッセージをお願いします~
学生の皆さんは、それぞれ将来自分がなりたい薬剤師像を持っていると思いますが、この会社は皆さんのやりたいことに挑戦できる会社だと思います。研修も豊富なので、自分のやる気次第ではどんどん実力が付くと思います。
薬剤師 M.M(2022年入社)
~現在の業務について教えてください~
現在は主に外来患者様の対応を行っていますが、近くの病院が透析外来を行っているので透析患者様のお薬の配薬なども行っています。
~職場の雰囲気はどうですか~
私が所属している店舗は健栄の中でもかなり受付件数が多い店舗の為、スタッフもたくさん在籍しているのですが、薬剤師と医療事務のタスクシェアがしっかりできているので、私たち薬剤師は対面業務に集中できる環境になっています。また、店舗内のコミュニケーションがしっかりとれているので、全員が同じスピード感で仕事ができていると感じています。
~健栄に入社を決めたきっかけを教えてください?~
私は薬学部に進学した時点で、「地域に密着した、地域に根付いた薬局」で働きたいというキャリアプランを描いていて、そのことを重視して企業選択を行っていく中で健栄を知り、健栄の目指す方向性と私の思いが合致したため、入社を決めました。
~研修制度はどうですか?~
私は、座学より実践の方が記憶に定着しやすいタイプなので、研修期間中に行われた3店舗での実践研修は良い経験になりました。患者様の属性の違いや店舗規模の違いなど、それぞれのお店のやり方を経験できたことは自分の視野を広げることができたと感じています。
~入社直前にアクシデントがあったそうですね~
はい、実は入社直前に体調を崩してしまい、入社式や研修に参加することができませんでした。いきなり遅れてしまい不安でしたが、会社が代替えのスケジュールを組んでくださり、研修の遅れを挽回することができました。ひとりの新入社員の為にこのような対応をしていただけるなんて、大きな会社ではなかなかこうはいかないのではないかと思います。
~健栄の良いところはどんなところだと思いますか~
健栄は国が示している「患者のための薬局ビジョン」に沿った薬局運営を行っているところだと思います。研修でお世話になった店舗は、偏りなく数多くの医療機関の処方を応需する、いわゆる面薬局の役割がしっかりできていていました。
~仕事とプライベートの両立はできていますか~
当初は薬歴の入力に時間がかかり時間外勤務の発生がありましたが、経験を積んだことや薬歴記載を効率化するシステムが導入されたことで、今はかなり少なくなりました。その分プライベートの時間も確保できているので、両立できていると思います。
~今後どんな薬剤師になりたいですか?~
今は投薬の時に自分から患者さんに話題を振ってコミュニケーションを取っていますが、今後は患者さんの方から相談してもらえるような薬剤師になっていきたいです。
~現役の学生に何かアドバイスはありますか?~
学生の間は国家資格取得に意識が強く向きがちなのは当然だと思いますが、いざ従事したときに戸惑わないよう、調剤報酬制度や処方箋の見方など、法律や保険制度関係の勉強をしっかりしておくといいと思います。
~最後に入社を検討している方へのメッセージをお願いします~
健栄は地域に密着し、患者様とも深く関わる企業だと入社後も変わらず感じています。地域の患者さんの健康に寄り添いながら、薬剤師として皆で自己成長できる企業だと思いますので、同じ志を持つ方にはお勧めの会社です。
薬剤師 A.S(2023年入社)
~入社を決めたきっかけを教えてください~
地元である千葉県内で働きたいと考えていた中で、千葉県を中心に薬局を展開している健栄を紹介されました。地域に根差した薬剤師を目指せる事や、充実した研修、転居を伴う異動がないこと等が決め手になりました。
~現在の業務について教えてください~
現在は処方せん受付から投薬に至るまでの一連の外来業務を行っています。先日は先輩に同行し、在宅患者様のご自宅へお伺いしました。まだまだ新たな気づきが多い毎日です。
~職場の雰囲気はどうですか~
実は職場の男性スタッフは私だけなのですが、居心地の悪さを感じることはありません。正式配属前の研修時から先輩がフランクに話しかけてくれていたこともあり、すぐに打ち解ける事が出来ました。分からないことなど気軽に聞ける雰囲気なので、すごくありがたい環境です。
~研修制度はどうですか~
まず初めに新社会人としての心構えを含めた総合的な研修があります。これは異業種の方と合同で受講したのですが、自分の視野を広げる良い機会になり、緊張感がありながらも新鮮で楽しい研修でした。実務研修では、施設在宅が多い薬局や外来が多い薬局など複数の薬局で行われたので、様々な視点・気づきが得られ良い経験となりました。
~ワークライフバランスについてお聞かせください~
ワークライフバランスはとれていると思います。自分の実力を考慮したシフトを薬局長が組んでくれているので、仕事のペース配分に無理はなく、体力的なキツさを感じることもありません。また、時間外勤務が少ないので、プライベートの時間もしっかり確保できています。休みの日には外出することが多く、学生時代の友人と会って情報交換をしています。
~今後どんな薬剤師になりたいですか~
在宅医療に積極的に関わっていきたいと考えています。基本的な薬剤師としてのスキルを高めることと並行しながら、まずは先輩と同行しながら患者様の薬の整理から取り組んでいこうと考えています。
~最後に入社を検討している方へのメッセージをお願いします~
健栄は研修制度が充実しており、職場の先輩もしっかり指導してくださるので、じっくりと自己成長に取り組める環境だと思います。薬剤師として将来こうなりたいという思いをお持ちの方には健栄はお勧めです。