当薬局を運営する㈱健栄では各薬局長が持ち回りで毎月「健康コラム」を配信しています。
11月は勝田台薬局(八千代市)の島田薬局長が「調剤薬局の上手な使い方」について発信いたします。
調剤薬局は日本全国どこの処方せんも受け付けているということは、実はあまり知られていない利便性のようです。このシステムにより、たとえば旅行先や出張中でも、手元に処方せんがあれば、近くの薬局で薬を受け取ることが可能です。特に、体調がすぐれないときに遠くの薬局まで行く必要がないという安心感は大きなメリットです。
その一方、同じ薬局に繰り返し処方せんを持ち込むことにも大きなメリットがあります。
まず、薬剤師が過去の処方歴や健康状態を把握しているため、服薬のアドバイスが的確に行われることが期待できます。例えば、飲み合わせが悪い薬や、過去にアレルギー反応を起こした薬についても配慮してくれるため、安全に服用を続けることができます。
また、定期的に通うことで薬剤師との信頼関係が築ける点も重要です。
体調の変化や心配な点を気軽に相談できるようになり、個別の健康管理がしやすくなります。特に、慢性的な疾患や長期的な治療が必要な方にとっては、この信頼関係が健康管理の鍵となると思います。
今月はあまり知られていないかもしれない調剤薬局の上手な使い方をご紹介しました。
調剤薬局を上手に使って健康な毎日をお過ごしください。
ちなみに、かかりつけ薬剤師という制度があることはご存じですか。かかりつけ薬剤師は、24時間いつでも健康相談に応じ、患者様一人ひとりの生活に寄り添う心強いパートナーです。
複数の医療機関を受診している方、6種類を超える薬を服用している方には、服薬情報を一元管理し、飲み合わせや副作用リスクをしっかり確認します。副作用の経験がある方や、アレルギーがある方も安心できるサポートが受けられます。サプリメントや健康食品を摂取している方も、薬との飲み合わせを確認でき、在宅医療を検討している方や急な病態変化が心配な方、リスクの高い薬を使用している方にも、安心して相談できる頼れる存在です。
詳しく知りたい!という方は私たちにご相談ください。
勝田台薬局
薬局長
島田