東船橋駅前の調剤薬局が解説!インフルエンザ予防法
2025.12.03

東船橋駅前の調剤薬局が解説!インフルエンザ予防法

薬剤師 齊藤

こんにちは。コスモス薬局 東船橋店の薬剤師 齊藤です。

秋から冬は気温が低くなり、空気の乾燥や換気不足で、ウイルスが活発になりやすい季節です。2025年は例年よりも早くインフルエンザの流行が確認されており、10月段階で学級閉鎖や学年閉鎖となる小学校・中学校・高校が相次いでいる状況。今回は家族や自分の健康を守るために、調剤薬局の薬剤師の視点から家庭でできるインフルエンザ予防法をご紹介します。

2025年10月に急増しているインフルエンザ(流行時期)

インフルエンザは通常11月下旬〜3月頃に毎年猛威を振るうウイルスですが、2025年は9月末頃から徐々に患者数が増加しており、北海道、関東(東京・埼玉・神奈川・千葉)、関西(大阪、兵庫)圏を中心に流行しています。愛知や沖縄でも発生数が急増しています。

インフルエンザの感染経路を知ろう

インフルエンザは咳やくしゃみの飛沫だけでなく、ドアノブや手すり、スマートフォンなどを介した接触でも感染します。

通勤や通学、外出などで人混みでの接触も増えるため、感染経路を理解して家庭での予防を意識することが大切です。船橋市・東船橋駅も多くの人が行き交うため、インフルエンザ予防法を正しく理解し、日常生活に取り入れることが重要です。

例えば、公共交通機関の手すりやエレベーターのボタンなど、人が触れる場所に触れた際に意識的な消毒や手洗いのタイミングを工夫するだけでも効果があります。

家庭でできる基本のインフルエンザ予防法

家庭でできる基本のインフルエンザ予防法

毎日の生活でできる基本の対策は簡単です。

①インフルエンザ予防方法:手洗い・うがいを丁寧に
指の間や爪の間まで丁寧に洗いましょう。帰宅後や食事前に習慣化することで、感染リスクを大幅に減らせます。
手洗いに加え、うがい薬を活用すると、より口腔やのどのウイルスを減らすことができます。

②インフルエンザ予防方法:湿度と換気の調整
乾燥はウイルスが活発になる原因です。加湿器の使用やこまめな換気で、湿度40〜60%を保ちましょう。
暖房の効いた室内でも、定期的に窓を開けて新鮮な空気を取り入れることが大切です。

③インフルエンザ予防方法:マスクや衣服の工夫
外出時のマスク着用や帰宅後の衣類の取り扱いを意識しましょう。マスクは正しく装着することが重要です。また、外出用の上着やカバンは玄関で整理し、リビングに持ち込む物を最小限にするだけでも感染リスクを減らせます。

コスモス薬局 東船橋店でも、うがい薬、マスクなどを取り扱っていますので、薬剤師にお声がけください

通勤など外出が多い方におすすめの習慣

通勤通学や外出が多い日でも、帰宅後の手洗いやうがいを習慣にするだけで、感染リスクを下げることができます。

また、カバンや上着は玄関で整理したり触る範囲を最小限にすることで、家庭内での感染リスクを下げやすくなります。具体的には、帰宅後は玄関のラックなどに置き、必要以上にリビングに持ち込まないようにするだけでも効果があります。さらに、上着は風通しの良い場所で軽く空気に当てる、子どものランドセルや上履き袋も同様に整理する、といった工夫も有効です。

こうした小さな習慣を積み重ねることで、外出で持ち帰ったウイルスの家庭内拡散を防ぎ、家族や自分の健康を守ることにつながります

インフルエンザの予防接種と薬局でのサポート

インフルエンザ予防接種は、発症や重症化を防ぐ有効な手段です。

コスモス薬局 東船橋店は調剤薬局として、市販薬に関するご相談やご家庭での予防法アドバイスなどを薬剤師がサポートいたします。また、必要に応じて医療機関への受診の目安もお伝えできますので、日常の感染対策や体調管理について安心してご相談ください。

インフルエンザの疑いのある患者様は抗原検査キットのご用意もございますので、必ずマスクを着用の上、来訪前にお電話などをいただけますと待ち時間を少なく、また他のお客様への配慮のもと対応をさせていただきます。

インフルエンザ予防は、正しい知識と日常の小さな習慣の積み重ねが大切です。手洗い・うがい・換気・マスク・予防接種などをしっかり行い、元気に冬を過ごしましょう。

コスモス薬局 東船橋店(船橋市・東船橋駅近く)では、皆さまの健康をサポートしています。調剤薬局として、処方箋以外にも、感染予防や日常の体調管理、市販薬のご相談もお気軽にどうぞ。

<外部サイト参照リスト>

厚生労働省:https://www.mhlw.go.jp/content/001584978.pdf

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