春の食材「たけのこ」の栄養と効果。むくみ・便秘対策に役立つ旬の食材を楽しもう!
2026.02.14

春の食材「たけのこ」の栄養と効果。むくみ・便秘対策に役立つ旬の食材を楽しもう!

薬剤師 田中

こんにちは!船橋市・東船橋駅近くの調剤薬局、コスモス薬局 東船橋店の薬剤師 田中です。

春になるとスーパーや直売所の店頭に並び始める「たけのこ」。独特の歯ごたえと香りが楽しめる、春ならではの味覚ですよね。
一方で、「あく抜きが面倒」「調理が大変そう」と感じ、なかなか手が伸びない方もいらっしゃるかもしれません。たけのこは、春先に気になりやすいむくみや便秘の対策をサポートしてくれる栄養素が含まれた食材です。
今回は、薬剤師の視点から、たけのこに含まれる栄養成分と期待できる働き、食べる際の注意点について、できるだけわかりやすくご紹介します。

たけのこの栄養成分①:むくみが気になる方に!「カリウム」

たけのこの栄養成分1:むくみが気になる方に!「カリウム」

たけのこに多く含まれる栄養成分のひとつが「カリウム」です。

カリウムは、体の中の水分バランスを整える働きがあり、余分なナトリウム(塩分)を体外へ排出するのを助ける働きがあります。

日本人は塩分を摂りすぎる傾向にあり、塩分摂取が多くなると体は水分を溜め込みやすくなります。これがむくみの原因。

カリウムを含む食材を取り入れることで、体内の余分な塩分の排出が促され、水分バランスが整いやすくなります。その結果、むくみの解消につながると考えられています。

たけのこの栄養成分②:便秘改善に役立つ!「食物繊維」

たけのこの栄養成分2:便秘改善に役立つ!「食物繊維」

たけのこを噛んだときのシャキシャキとした食感、あれは豊富な「食物繊維」によるもの。特にたけのこには、水に溶けにくい「不溶性食物繊維」が多く含まれています。

この不溶性食物繊維は、腸の中で水分を吸収して膨らみ、便のボリュームを増やして腸を刺激することで、スムーズな排便を促してくれます。便秘が解消されると、腸内環境が整い、免疫力の向上や肌荒れの改善も期待できます。

ただし、食物繊維は摂りすぎると、かえってお腹の張りや不調につながる場合もあるため、量には注意が必要です。

たけのこの栄養成分③:脳の活性をサポート!「チロシン」

たけのこの栄養成分3:脳の活性をサポート!「チロシン」

たけのこには、アミノ酸の一種「チロシン」も含まれています。

聞き慣れない名前ですが、たけのこを茹でた際に見られる白い粉のようなものが、チロシンです。

チロシンは、脳内の神経伝達物質であるドーパミンやノルアドレナリンの材料となります。これらは「やる気」や「集中力」を高める働きがあるため、「最近ぼんやりしがちだな」という方にぴったり。洗い流してしまいがちな白い粉ですが、ぜひそのまま調理して召し上がってください。

たけのこを食べるときの目安量・注意点

たけのこを食べるときの目安量・注意点

健康効果の高いたけのこですが、食べ過ぎには注意が必要です。

たけのこに含まれる不溶性食物繊維は便秘改善に役立つ一方、消化に時間がかかり、一度にたくさん食べ過ぎると、かえって胃腸に負担をかけてしまいます。

具体的な摂取量の決まりはありませんが、毎日食べる場合は70g程度(小皿で1皿分程度)を目安とするとよいでしょう。胃腸に負担をかけないようよく噛んで食べることも大切です。

健康サポートなら、コスモス薬局 東船橋店の薬剤師にご相談ください!

コスモス薬局 東船橋店では、お薬の調剤だけでなく、こうした食事からの栄養サポートや健康管理のアドバイスも行っています。

食事で十分に摂るのが難しい栄養は、サプリメントや栄養ドリンクで補うこともできますよ。健康のお悩みがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。

<参考文献>

食物繊維の働きと1日の摂取量(健康長寿ネット)

https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyouso/shokumotsu-seni.html

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