こんにちは。印西市・JR小林駅近くの調剤薬局「コスモス薬局 印西店」の薬剤師 武藤です。
喉の痛みや風邪が流行る季節、ビタミンCとして「金柑(きんかん)」。金柑は、毎日の健康管理に簡単に取り入れられる食材です。今回は金柑の栄養価と、活用ポイントをご紹介します。
ビタミンCが豊富な金柑(きんかん)を取り入れよう!
印西市エリアは乳幼児を抱えたファミリー層やご高齢者も多く、冬場などは「家族でできる風邪対策はないか」と相談されることも多いです。
日々の健康づくりや季節の変わり目の体調管理に役立つ食材のひとつ「金柑(きんかん)。柑橘類の中でも皮ごと食べられ、風邪予防にも注目されている食材です。ビタミンCやポリフェノールなどの栄養価が高く、冬場など風邪の流行りやすい季節にぜひ食べてもらいたい食材です。
金柑の皮ごと食べる理由はビタミンCが豊富だから
金柑の特徴は、なんといっても「皮ごと食べられる」こと。一般的な柑橘類は果肉を食べますが、金柑は丸ごと食べられるので栄養素を逃すことがありません。
主な栄養素のビタミンCは抗酸化作用があり、免疫機能の維持に重要な栄養素として知られています。
ビタミンCの働き
- 免疫細胞をサポートし、風邪予防に寄与
- 抗酸化作用により体のストレスを軽減
- コラーゲン生成に関与し、皮膚のバリア機能にも影響
- 粘膜の健康を保ち、喉の違和感軽減に役立つ
日常的にビタミンCを補いたい方におすすめの食材です。
喉のケアに金柑が良いと言われる理由

金柑は昔から「喉に良い」と言われてきました。その理由として
- ヘスペリジン(ポリフェノールの一種):炎症を抑える作用があるとされる
- ビタミンC:喉の粘膜を保護
- クエン酸:疲労回復や抗菌作用が期待される
これらの成分により、喉の違和感の軽減に役立つと考えられています。
医薬品ではありませんが、食品として日常的に取り入れることで、季節の体調管理にプラスになります。
子どもから高齢者まで取り入れやすい金柑「皮ごと食べられる」手軽さもポイント
皮ごと食べられる柑橘類は珍しく、金柑はその代表例です。少しマーマレードのようなクセがある点を除けば、
- 子どものおやつ代わりに
- 皮を剥くのが難しい子どもや高齢者もそのまま食べられる手軽さ
- 忙しい家事・育児の合間にも食べやすい
と気軽に食べられるのもポイントです。
調剤薬局の視点:金柑とビタミン剤、喉の薬との併用は?
金柑は食品であり、基本的に医薬品との相互作用はありません。ただし、注意点は以下です。
- 金柑を過剰に食べすぎると、摂取量が一時的に過剰になる可能性がある
- 喉の炎症を抑える市販薬を服用している場合、金柑にも「ヘスペリジン」が含まれているため、「期待する目的が重複」します。危険というわけではありませんが、気になる場合は薬剤師に相談すると安心です。
- 糖尿病の方は金柑の「砂糖漬け・甘露煮」は糖質が多いため注意
特に、高齢の方は、サプリ・市販薬を複数利用するケースが多く、調剤薬局での確認が推奨されます。処方せんなしでもお気軽にご相談下さい。
喉が痛いときの金柑の取り入れ方
- 生の金柑をそのまま
- 輪切りにしてハチミツ漬け
- お湯で割って「金柑茶」にする
- サラダやヨーグルトに加える
ハチミツ漬けは乳児にはボツリヌス菌のリスクがあるため絶対に与えてはいけません。
印西市・JR小林駅の地域に根差した調剤薬局だから出来るアドバイス
日々お客様と接する中で、“何か気軽に取り入れられる風邪の予防法があれば試したい“というご相談やお話をよく聞きます。金柑は湿度が下がり、のどや口の中が乾きやすいこの季節に加えやすい食品です。
一方で、
- 喉の痛みが長引く
- 発熱を伴う
- 食べ物が飲み込みにくい
これらの場合は金柑でのセルフケアだけでなく、医療機関を受診することが重要です。
また、市販薬や処方薬を飲んでいる方は、金柑の摂取についても気軽に薬剤師にご相談ください。日常の健康管理に役立つ情報とサポートをお届けします。
コスモス薬局 印西店
薬剤師
武藤