こんにちは。佐倉市・京成佐倉駅近くの調剤薬局「健栄 鏑木薬局」の薬剤師 早田です。
日本100名城のひとつ、佐倉城址公園では毎年6月上旬〜中旬に約9,000株の花菖蒲が見頃を迎えます。
今回は公園の魅力とともに、端午の節句に親しまれる「菖蒲湯」の効能を薬剤師の視点からご紹介します。
日本100名城・佐倉城址公園の花菖蒲とは

佐倉城址公園 (ちば観光ナビ)
https://maruchiba.jp/spot/detail_10127.html
佐倉市にある佐倉城址公園は、千葉県内で唯一「日本100名城」に選ばれた歴史公園です。総面積約21ヘクタールの広大な敷地には、土塁や空堀などの城の遺構が残り、四季折々の自然も楽しめます。
なかでも毎年6月上旬〜中旬に見頃を迎える花菖蒲は人気の見どころのひとつ。
公園東端の菖蒲田には紫・黄・白など色とりどりの花菖蒲約9,000株が咲き誇り、江戸系・伊勢系・肥後系・長井系など多品種が栽培されているのも特徴です。
菖蒲田の中央には木道やベンチが設けられており、360度のパノラマで花菖蒲を楽しむことができます。
見頃の時期に合わせて「佐倉城下町菖蒲まつり」も例年開催されますが、開催状況は年度ごとに異なりますので佐倉市公式サイトなどで最新情報をご確認ください。
京成佐倉駅からは徒歩約20分。駐車場も整備されており、家族連れや歴史好きの方まで幅広く楽しめるスポットです。
端午の節句と菖蒲湯:薬剤師が教えるその効能

5月5日の端午の節句に菖蒲湯に入る風習は、古く中国から伝わったものです。
邪気を払う薬草として用いられてきた菖蒲が、武運を意味する「尚武(しょうぶ)」「勝負」に通じることから、男の子の健やかな成長を願う端午の節句と結び付けられてきました。
薬剤師として知っておいてほしいのが、菖蒲湯に使う「ショウブ」と、公園で咲く美しい「花菖蒲(ハナショウブ)」は別の植物だということです。
花菖蒲はアヤメ科で香り成分を含まないため、菖蒲湯には使えません。菖蒲湯にはサトイモ科のショウブ(葉菖蒲)を使います。
菖蒲(ショウブ)の根茎・葉には精油成分(アサロン、オイゲノールなど)が含まれており、薬湯として用いると以下の効能があるとされています。
・血行促進・冷え性の改善
・神経痛・リウマチへの効果
・肩こり・疲労痛の緩和
・独特の芳香によるリラックス効果
季節の行事と共に、効能を覚えておくと菖蒲湯がより楽しめます。
調剤薬局の薬剤師が解説:菖蒲湯の正しいやり方
せっかく菖蒲湯を試すなら、効能をしっかり引き出したいもの。
基本的なやり方をご紹介します。
・スーパーや花屋で「葉菖蒲(花菖蒲ではないもの)」を用意する
・葉と茎をそのまま湯船に浮かべる、または刻んで布袋に入れ煮出した汁ごと投入する
・精油成分を引き出すため、少し高めの温度(42〜43℃程度)でお湯を張ってから適温に調整する
・浸かりながら菖蒲の爽やかな香りをゆっくり楽しむ
市販の入浴剤にも菖蒲根エキス配合のものがあります。
生の菖蒲が手に入らない場合の代用としても活用できます。
お子さんや肌の敏感な方は、様子を見ながら無理なくお楽しみください。
肌荒れが心配な方はぜひ、「健栄 鏑木薬局」にご相談ください。
佐倉市・京成佐倉駅近くの調剤薬局として
私たち「健栄 鏑木薬局」は、佐倉市・京成佐倉駅近くの調剤薬局として、処方薬の調剤に加え、地域の皆さまの日常の健康相談にも対応しています。
入浴剤・市販薬に関するご相談として、よくいただくご質問には以下のようなものがあります。
・市販の菖蒲根配合入浴剤は処方薬と一緒に使ってよいか
・冷え性や肩こりに効果的なセルフケアが知りたい
・子どもに菖蒲湯を試したいが注意点はあるか
こうした疑問は、普段から生活背景を把握している地域の調剤薬局だからこそ丁寧にお答えできます。
佐倉城址公園の花菖蒲は、日本100名城の歴史的な空間の中で楽しめる特別な体験です。
花菖蒲を愛でたあとは、ぜひご自宅でも菖蒲湯を試してみてください。
季節の風習を取り入れながら、心も体もリフレッシュしていただけたら嬉しいです。
気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。
「健栄 鏑木薬局」へのアクセス・営業時間は、ページ下部の「店舗詳細に戻る」ボタンからご確認いただけます。
<外部サイト参照リスト>
佐倉城址公園 (ちば観光ナビ)
https://maruchiba.jp/spot/detail_10127.html
ショウブ (公益社団法人 日本薬学会)
https://www.pharm.or.jp/flowers/post_7.html
健栄 鏑木薬局
薬剤師
早田