皮膚科門前の調剤薬局が伝える 子どものケガに備える自宅ケア
2025.12.26

皮膚科門前の調剤薬局が伝える 子どものケガに備える自宅ケア

薬剤師 佐藤

こんにちは。志津駅周辺の皮膚科門前の調剤薬局「みずき薬局 上志津店」の薬剤師佐藤です。

志津駅周辺は子育て世帯が多く、元気に遊ぶ子どもたちのケガは日常の一コマです。そんな時、まず自宅で適切なケアができると安心です。本記事では、正しい応急処置のポイントや受診判断の目安をご紹介します。

子どものケガに備える自宅ケア

志津駅周辺は住宅街が広がり、近隣の公園や通学路で子どもたちが活発に過ごしています。

ケガは避けられないものですが、いざという時に正しく対処できれば、回復を早めたり悪化を防ぐことができます。
ここでは、志津駅エリアの調剤薬局薬剤師が相談を受けることの多い「ご家庭でできるケア」を中心に解説します。

子どもがケガをした時のケガ直後のチェックポイント

自宅ケアを始める前に、下記の3つを必ず確認しましょう。

① 出血の程度 多量出血:止まらない場合はすぐ受診
② 意識・症状 めまい:吐き気・強い痛みがある場合は受診
③ 汚れ・異物:砂や石が奥に入り込んでいたら無理に取らない

これらを踏まえ、次に

①擦り傷
②打撲
③切り傷
④動物による咬み傷

の具体的な処置方法をご案内します。

①擦り傷(すり傷):自宅ケアの手順

自転車転倒や公園遊びで特に多いのが擦り傷です。

(1)流水でよく洗う(泥や砂を落とす)
(2)消毒はしすぎない
最近の治療では、消毒よりよく洗うことが重要とされています。
(3)ワセリンや保護材を使って湿潤環境を保つ
(4)ラップタイプやハイドロコロイド材の保護パッドを貼る

■擦り傷(すり傷):調剤薬局で揃う、あると便利な常備薬

  • ワセリン
  • ハイドロコロイド絆創膏
  • 生理食塩水(洗浄用)

②打撲(強くぶつけた場合):自宅ケアの手順「RICE処置」

転倒やボール遊びでの衝突が原因で起こります。

  • R:Rest(安静)「動かしすぎない」
  • I:Ice(冷却) 「保冷剤などで冷やす」
  • C:Compression(圧迫) 「包帯などで軽く圧迫」
  • E:Elevation(挙上) 「心臓より高い位置に上げる」

■打撲(強くぶつけた場合):病院受診の目安

  • 何日も腫れや痛みが引かない
  • 体重をかけられない
  • 指が曲がらない
  • 内出血が広範囲

③切り傷:自宅ケアの手順

切り傷は血が出やすく、慌ててしまうことも多いですが、基本は次の通りです。

(1)流水で洗う
(2)ガーゼで押さえて止血
(3)深い傷は無理に閉じず医療機関へ

■切り傷:受診が必要なケース

  • 深さが2mm以上と思われる
  • 止血が10分以上できない
  • 動物・サビた金属によるケガ → 破傷風のリスク

④動物による咬み傷:自宅での処置と受診を

  • 水道水で十分に傷口を洗浄してください。
  • 出血が酷い場合はガーゼで強く押さえて止血を。
  • 傷口が深いことも多く、水道水だけでは傷の深い部分まで洗浄できないこともあるため、できるだけ早く形成外科・外科などを受診してください。

家庭に常備したい「子どものケガ用品チェック表」

  • ワセリン:保湿・保護
  • ハイドロコロイド絆創膏:擦り傷の治癒促進
  • ガーゼ・包帯:止血・保護
  • 清潔なピンセット:砂・小さな異物の除去
  • 保冷材:打撲の冷却
  • 生理食塩水:洗浄

志津駅周辺の調剤薬局「みずき薬局 上志津店」にご相談ください

当店でも、次のような相談を受けることがあります。

  • 市販薬の選び方
  • 絆創膏の貼り替え時期
  • 傷の治りが遅いときの対処
  • ケガ後の痛み止めの適切な使い方

薬剤師は、病院に行くべきかの判断材料も提供できますので、お気軽にご相談ください

子どものケガは身近な心配ごとですが、正しい自宅ケアを知っていれば、慌てず落ち着いて対応できます。

わからない時は、みずき薬局上志津店へ。
ご家庭に寄り添い、地域のお子さまの健康を支えるお手伝いをいたします。

<参考文献>
動物咬傷(日本創傷外科学会)
https://www.jsswc.or.jp/general/koushou.html

動物咬傷(ペット咬傷)|一般社団法人 日本創傷外科学会 一般の皆様へ
https://www.jsswc.or.jp/general/index.html

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