お薬をお渡しするとき、患者様からよくいただく質問があります。
「前の薬より強い薬になったんですか?」
「mgの数字が増えているから、強くなったということですか?」
「前は5mgだったのに、今度は10mg。量が増えたということですよね?」
薬の名前の横に「5mg」「10mg」「20mg」などの数字が書かれていると、数字が大きい方が強い薬のように感じることがありますよね。
この質問は、とても自然な疑問です。
ただ、薬剤師がその場で「はい、強くなりました」「いいえ、弱くなりました」と、数字だけでお答えしにくい場合があります。
それは、説明を避けているのではなく、薬の強さはmgの数字だけで決まるものではないからです。
ファーマシーきみさらずでも、投薬カウンターでこのようなご質問をいただくことがあります。
「mgが多い=強い薬」とは限りません

同じ成分のお薬であれば、量が変わることで、体への作用が変わる場合があります。
一方で、同じような症状に使われる薬でも、成分が違う場合では、5mgと10mgのように数字が違っていても、単純に強い・弱いを比べることは難しいことがあります。
薬は、成分ごとに働き方や体への届き方が異なるため、数字だけでは判断しにくいことがあるのです。
そのため、薬の名前が変わったときや、成分が変わったときは、数字だけを見て「前より強くなった」「弱くなった」と判断するのではなく、薬の種類や処方の目的をあわせて確認することが大切です。
薬剤師がすぐに「強いです」「弱いです」と言い切らないのは、あいまいにしているのではありません。
薬の成分や働き方を確認したうえで、誤解のないように正確にお伝えするためです。
気になるときは、そのまま聞いてください
薬が変わったときに、
「前の薬と何が違うの?」
「強い薬になったの?」
「数字が増えているけど大丈夫?」
「副作用も変わるの?」
と気になることがあると思います。
そのような疑問は、投薬時にそのまま聞いていただいて大丈夫です。
薬剤師は、処方されたお薬の内容を確認しながら、前のお薬との違いや、飲み方の注意点をお伝えしています。
特に、薬の名前・見た目・mgの数字が変わったときは、薬剤師に確認していただくと安心です。
気になるときは、まず確認を
「強そうだから半分にしよう」
「前の薬と違うから、今日は飲まないでおこう」
と思ってしまうこともあるかもしれません。
ですが、自己判断で薬の量を減らしたり、飲むのをやめたりすると、治療に影響することがあります。
ファーマシーきみさらずでは、薬の効果や飲み方だけでなく、薬が変わったときの疑問にもお答えしています。
お薬を受け取るときに、「これってどうなのかな?」と思うことがあれば、どうぞお声がけください。
アクセス・営業時間はページ下部の「店舗詳細に戻る」からご確認いただけます。
ファーマシーきみさらず
薬剤師
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