こんにちは!千葉市若葉区千城台南にある調剤薬局、みなみ薬局の薬剤師 大橋です。
手軽な価格ですぐに食べられるヨーグルトは、身近な食べ物のひとつですよね。
実はこのヨーグルトが、お腹の健康や風邪予防、さらには口臭予防にまで役立つことをご存じでしょうか。
今回は、薬局・薬剤師の立場から、ヨーグルトの持つ驚きの健康効果についてお話しします!
ヨーグルトの健康効果1:整腸作用による便秘の改善
ヨーグルトといえば、腸内環境を整える「整腸作用」が有名ですよね。
私たちの腸内には、多種多様な細菌が生息しており、これを「腸内フローラ」と呼びます。健康な状態では、善玉菌(ビフィズス菌や乳酸菌など)が優勢ですが、ストレスや加齢、食生活の乱れによって悪玉菌が増えると、便秘や下痢を引き起こします。
ヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌は、腸内で乳酸や酢酸を作り出し、腸内を酸性に保ちます。悪玉菌は酸性の環境を嫌うため、その増殖を抑え便秘予防・便秘改善に効果が期待できるのです。
さらに、酸の刺激は腸のぜん動運動(便を押し出す動き)を活発にし、自然なお通じを促します。
ヨーグルトの健康効果2:NK細胞活性による風邪予防

ヨーグルトのもつ整腸作用は免疫力を高める働きもあり、風邪や感染症の予防にも役立ちます。
腸には、体に入ってきた病原菌から体を守ってくれる免疫細胞が多数存在します。腸内環境が悪いと免疫細胞の働きも弱くなり、免疫力が低下。
一方、ヨーグルトの整腸作用で善玉菌と悪玉菌のバランスがとれた理想的な腸内環境になると、免疫細胞も活性化され、免疫力向上につながります。
特に注目したいのが、一部のヨーグルトに含まれる乳酸菌「1073R-1株」がもつ、「NK(ナチュラルキラー)細胞」を活性化させる働きです。
NK細胞とは、全身をパトロールし、ウイルスに感染した細胞やがん細胞を見つけてはいち早く攻撃してくれる頼もしい免疫細胞。乳酸菌1073R-1株を含むヨーグルトを摂ることでこのNK細胞が活性化し、風邪にかかるリスクが低減したという研究結果※も発表されています。
ヨーグルトの健康効果3:L8020乳酸菌は歯周病・口臭予防にも

実はヨーグルトは、「口臭が気になる…」という方にもおすすめの食べ物です。
ヨーグルトの「口への健康効果」で注目されているのが「L8020乳酸菌」。
口臭の大きな原因となるのが虫歯や歯周病ですが、このL8020乳酸菌は、虫歯菌や歯周病菌を殺滅する効果があるとされています。
実際に、L8020乳酸菌を発酵させたヨーグルトを用いたヒト実験では、ヨーグルトを2週間摂った結果、口内に存在した4種の虫歯菌・歯周病菌を大きく減らすことができたという結果が示されています。※
L8020乳酸菌を含むヨーグルトは、一部のスーパーや通販サイトで購入可能。口臭が気になる方や、歯茎の健康が気になる方はチェックしてみてくださいね。
お腹やお口のトラブル、風邪症状にお困りなら、若葉区千城台南にある調剤薬局、みなみ薬局にご相談を。
ヨーグルトは薬と違い、即効性を期待するものではありません。
健康効果を期待するなら、継続することが大切。
一度に大量に食べるよりも、1日100g〜200g程度を毎日続けるほうが効果的です。「朝食のデザート」や「お風呂上がりの習慣」にするなど、生活リズムに組み込んでみましょう。
もし、「ヨーグルトを食べているけれど便秘が治らない」「風邪症状が出てきた」「口臭が気になって人と話すのが億劫」といったお悩みがあれば、みなみ薬局にご相談を。お客さまの症状やお悩みに沿った適切なお薬や対応方法をご提案させていただきます。
無理をせずお早めにご相談ください。
<参考文献>
乳酸菌1073R-1株試験結果(1)
https://www.meiji.co.jp/yogurtlibrary/laboratory/report/1073r1/03/01/
【研究成果】虫歯・歯周病を抑えるL8020乳酸菌を新商品に活用 ―三井物産(株)、フジッコ(株)と連携しオーラルケア商品が誕生―
https://www.hiroshima-u.ac.jp/news/49922
みなみ薬局
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大橋