こんにちは、野田市のオレンジ薬局です。
12月も中旬に入り、冬の寒さが本格的になってまいりましたね。
皮膚科の患者様を多く受けている当薬局でも、乾燥による肌トラブルのご相談が増えてきています。
さて、寒さが厳しくなる少し前、11月の終わりに患者様より「名残の秋」とも言える素敵な贈り物をいただきました。今回は、私たちスタッフの心を温めてくれたエピソードと、皮膚科に強い薬局ならではの「柿の豆知識」をご紹介します。
お庭で実った「柿」の贈り物と、休憩室に咲いた笑顔
先日、いつもご利用いただいている患者様より、ご自宅のお庭で実ったという立派な「柿」をいただきました。

「たくさん採れたから」と、なんと2回も差し入れを持ってきてくださり、スタッフ一同、そのお心遣いに大変感激いたしました。
まずは休憩室で皮をむき、仕事の合間にみんなで美味しくいただきました。甘い果物は、体だけでなく心まで元気にしてくれます。さらに、たくさんいただいたのでスタッフそれぞれが自宅へ持ち帰り、家族と一緒に味わせていただきました。
翌日の休憩室では、「すごく甘くて、子供も喜んでいました!」「サラダに入れてもいいかも・・」などそれぞれの家庭での食べ方の話題になり、まさに「柿談義」に花が咲きました。
患者様のおかげで、スタッフ間の会話も弾み、これから迎える冬の繁忙期に向けて、業務に取り組む活力をいただきました。本当にありがとうございました。
「美の果実?」柿とお肌のいい関係
オレンジ薬局には、肌荒れや乾燥肌でお悩みの方が多く来局されます。実は、いただいた「柿」は、この時期の「内側からのスキンケア」として、とても優秀な果物なのです。
- ビタミンCが豊富: 柿1個で1日に必要なビタミンCが摂れるとも言われています。コラーゲン生成を助け、冬の乾燥に負けない肌作りをサポートします。
- β‐カロテン(ビタミンA): 皮膚や粘膜を丈夫にする働きがあり、肌のバリア機能を保つのに役立ちます。
【豆知識】 「生」と「干し柿」の違いは?
ちなみに、冬になると美味しい「干し柿」ですが、天日干しすることでビタミンCは減ってしまいます。その代わり、β‐カロテンや食物繊維がギュッと濃縮されます。また、漢方・薬膳の考え方では、生の柿は体を冷やしますが、干し柿にすることで、「体を内側から温める食材」へと変化するといわれています。
- ビタミンCをとりたい時 → 生の柿
- お腹の調子を整え、体を温めたい時 → 干し柿
と、目的に合わせて選んでみてくださいね。
薬剤師より:柿とお薬の飲み合わせ
最後に、薬剤師から一点だけアドバイス。栄養満点の柿ですが、「貧血のお薬(鉄剤)」を服用中の方は少し注意が必要です。
【鉄剤を服用中の方へ】
柿に含まれる「タンニン(渋み成分)」が、鉄分の吸収を妨げてしまうことがあります。鉄剤を飲んでから30分~1時間ほど時間を空けてから柿を食べるようにすると安心です。
野田市で皮膚科のお薬ならオレンジ薬局へ
オレンジ薬局は、15台分の広い駐車場があり、野田市内はもちろん近隣からも多くの方にご利用いただいています。
特に皮膚科の調剤経験が豊富なスタッフが揃っておりますので、お薬の使い方はもちろん、「お肌のためにどんな食事をしたらいい?」といった生活習慣のアドバイスも可能です。
処方せんがなくても、健康相談だけのお立ち寄りも大歓迎です。皆様のご来局を、スタッフ一同笑顔でお待ちしております。
オレンジ薬局
スタッフ より