こんにちは。オレンジ薬局の薬剤師 深尾です!
最近、「肌がカサカサする」「粉がふく」「化粧ノリが悪い」など、乾燥肌のお悩みを相談される方が増えています。特に千葉県野田市は冬の寒暖差が大きく、冷たい北風と室内の暖房による乾燥が重なり、肌の水分が逃げやすい季節です。今回は、薬剤師の視点から見た乾燥肌対策を、日常生活の中でできるポイントを交えてご紹介します!
乾燥肌の原因とは?
乾燥肌は、肌の表面にある「角質層のバリア機能」が弱まり、水分が蒸発しやすくなる状態をいいます。原因はさまざまですが、代表的なものは以下の通りです。
- 冬の冷たい空気と暖房による湿度の低下
- 長時間の入浴や熱いお湯での洗浄
- 紫外線によるダメージや皮脂分泌の減少
- 栄養バランスの偏り
- 睡眠不足
肌のうるおいを保つには、「外からの保湿」と「内側からのケア」の両方が大切です。
野田市の冬はなぜ肌が乾きやすく乾燥肌になりやすい?
野田市は内陸部に位置しており、冬は最低気温が0℃近くまで下がる日もあります。さらに、北西の乾いた季節風が吹きやすく、湿度が低下しやすい地域でもあります。この「寒さ+乾燥」に加え、冬場は「暖房」による乾燥も加わり、肌のバリア機能が低下しやすいのです。特に頬や手の甲、スネなどの皮脂腺が少ない部分は、乾燥のサインが出やすいので注意しましょう。
薬剤師が教える!日常でできる乾燥肌対策

千葉県野田市・野田市駅のオレンジ薬局では、保湿ケアの基本を以下の3ステップでおすすめしています。
Q. 冬場、赤切れやひび割れ、顔の粉ふき、頭の痒みが気になります。
A.ゴシゴシ洗いすぎない
ボディーソープや洗顔料は「低刺激タイプ」や「保湿成分入り」を選びましょう。熱すぎるお湯は皮脂を落としすぎるため、38℃前後が目安です。
Q. 顔がひきつってパリパリになります。
A.洗顔後すぐ保湿しましょう
お風呂や洗顔後、タオルで軽く押さえるように水分を拭き取り、3分以内に保湿剤を塗るのが理想的。乾燥が強いときは、ワセリンやセラミド入りクリームで“ふた”をしてあげましょう。
Q. 肌を整える効果がある食べ物はありますか?
A.ビタミンA・C・E:抗酸化作用があり、肌の新陳代謝を助けます。
1. 良質な脂質(オメガ3):魚(サバ・サンマ・鮭)やアマニ油など
2. たんぱく質:肌のハリを保つコラーゲン生成に必要
乾燥が気になる時期は、みかん・ブロッコリー・ナッツ・青魚などを意識的に摂ると良いですよ。
Q. その他日常生活でのアドバイスはありますか?
A.室内の湿度を保つ
エアコン暖房を使うときは、加湿器や濡れタオルを併用して湿度50〜60%をキープ。
睡眠中の乾燥を防ぐため、枕元に水を入れたコップを置くだけでも効果があります。
千葉県野田市駅前のオレンジ薬局にご相談ください!
「保湿+生活習慣+食事」を見直し、乾燥肌ケアを心がけましょう!もし、「保湿剤を塗っても改善しない」「かゆみや赤みがある」といった症状が続く場合は、皮膚科や薬剤師にご相談ください。
オレンジ薬局でも、肌に合った保湿剤やスキンケアのご相談を承っています。お気軽にお立ち寄りくださいね。
<外部サイト参照リスト>
Weather Spark(野田市の気候):
https://weatherspark.com/y/143820/Average-Weather-in-Noda-Japan-Year-Round
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