こんにちは！ひまわり薬局 戸頭店の薬剤師 永野です！春先や秋になると、鼻のムズムズ・目のかゆみ…花粉症の季節がやってきますよね。
戸頭駅近くにあるひまわり薬局 戸頭店にも、「市販薬と処方薬どっちがいいの？」「症状に合う薬を教えてほしい」といったご相談が増える時期です。今回は、調剤薬局での花粉症対策と薬の選び方について、薬剤師目線でわかりやすくご紹介します！
あなたは何タイプ？花粉の種類と症状の違い
花粉症とは、花粉が体内に入ることで起こるアレルギー性鼻炎や結膜炎のことを指します。
体が花粉を異物と判断し、免疫反応を起こすことで、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみなどの症状が現れます。
花粉症とひとことで言っても、花粉の種類によって発症時期や症状の出方が少し違います。
どの花粉に反応しているのかを知ると、予防や薬の使い方もより効果的になります。
春（2〜4月）
主な花粉の種類：スギ、ヒノキ
飛散時期の目安：2月、3月、4月（関東でのピーク）
主な症状の特徴：鼻水・くしゃみ・目のかゆみが強い。朝の症状が出やすい。
初夏（5〜6月）
主な花粉の種類：カモガヤ、オオアワガエリ（イネ科）
飛散時期の目安：5月、6月
主な症状の特徴：のどや目のかゆみ、鼻づまりが中心。屋外で悪化しやすい。
秋（8〜10月）
主な花粉の種類：ブタクサ、ヨモギ、カナムグラ
飛散時期の目安：8月、9月、10月
主な症状の特徴：鼻づまりやくしゃみが長く続く。のどの違和感を感じる人も
通年性
主な花粉の種類：ダニ、ハウスダスト
飛散時期の目安：1月、2月、3月、4月、5月、6月、7月、8月、9月、10月、11月、12月
主な症状の特徴：室内にいると悪化。朝起きた直後に症状が出やすい。
一般的にスギやヒノキ花粉は「目のかゆみ・鼻水」が中心。イネ科やブタクサは「鼻づまり・のどのかゆみ」が出やすいとされています。通年性アレルギーは「ハウスダスト・ダニ」が原因で、季節に関係なく症状が続きます。症状が長引く場合、また、症状が時期によって異なる場合はアレルギー検査で把握することもできますし、薬剤師への相談いただければ症状に合ったお薬をご案内いたします。
調剤薬局でできる花粉症相談
「調剤薬局って、処方箋の薬をもらうところでしょ？」そう思われる方も多いかもしれませんが、実はそれだけではありません。
薬剤師は、症状や生活リズム、既に服用している薬との飲み合わせなども考慮して、最適な花粉症対策を一緒に考えてくれます。
例えば、
- 朝の通勤でくしゃみが止まらない
- 子どもにも使える薬を知りたい
- 眠くなりにくい薬がいい
といった具体的な悩みを伝えると、薬剤師が体質やライフスタイルに合わせて適切な花粉症の薬や種類をアドバイスします。
調剤薬局で購入できる症状別、花粉症薬の種類と選び方
ひと口に「花粉症の薬」といっても、実はいくつかのタイプがあります。
ここでは代表的な薬をタイプ別にご紹介します。
① 抗ヒスタミン薬
くしゃみ・鼻水・かゆみに効果的です。
新しいタイプ（第2世代）は、眠気が少なく、日中の仕事や運転がある方にもおすすめ。例：アレグラ、クラリチンなど。
② 点鼻薬
鼻づまりがつらい方に。ステロイドタイプは炎症を抑え、症状を根本から軽くしてくれます。正しく使えば全身への影響は少ないので安心です。
③ 点眼薬
目のかゆみ・充血に。コンタクトを使う方でも使えるタイプもあるので、薬剤師に相談すると安心です。
その他、毎日の花粉症のセルフケアについては「薬剤師から花粉症・鼻炎対策のポイントをお届け！」こちらも合わせてご確認ください。お薬手帳アプリの活用などもご案内しています。
戸頭駅の調剤薬局ひまわり薬局 戸頭店でも花粉症対策のサポートを行っています。
戸頭駅すぐのひまわり薬局 戸頭店では、花粉症対策のご相談をいつでも受け付けています。「市販薬と処方薬、どっちがいい？」というご相談から、生活習慣の工夫まで、薬剤師が丁寧にサポートいたします。是非お気軽にお声がけください。
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