こんにちは。戸頭駅近く、ひまわり薬局 戸頭店の薬剤師 永野です。
春は入学、就職、異動など、生活環境が大きく変わる季節。新しい環境に慣れようと一生懸命に過ごし、ふと一息つくゴールデンウィーク明けに起きやすいのが「五月病」です。
体がだるい、やる気が出ない、夜眠れない……。
こうした五月病のサインを回避するためにも、今から対策をとっておきましょう。
今回は、薬剤師の視点から五月病の正体とその対策について解説します。
五月病とは

「五月病」は正式な医学用語ではありませんが、一般的には、新しい環境への適応に伴うストレスや疲労が蓄積し、5月の連休明けなどに心身の不調として現れる状態を指します。
多く見られる不調としては、体がだるい、やる気が出ない、食欲がわかない、不安や憂鬱になる、など。悪化すると「適応障害」や「軽度のうつ状態」と診断されることもあります。
一概には言えないですが、自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスが乱れることで現れることが多いとされています。
そのため、自律神経が乱れにくい環境と体をつくることが、五月病の対策につながります。
事前にできる五月病対策①:生活リズムを整える
五月病を防ぐための大原則は、「体内時計を狂わせないこと」。
体内時計と自律神経は連動しており、一般的には朝起きると交感神経が活発になって活動的になり、夜は副交感神経が活発になることで眠りが誘発されます。
ところが、起床時間や入眠時間がバラバラだったり、睡眠時間が極端に短かったりすると、体内時計が狂い、自律神経の乱れを招いてしまうのです。
特にゴールデンウィークなどの大型連休中は、夜更かしや朝寝坊をしてしまいがち。
連休に入る前から、生活リズムを整え、決まった時間に寝起きする習慣をつけておきましょう。
事前にできる五月病対策②:栄養バランスを意識する

栄養バランスが崩れることによって、ストレスや疲労が大きくなってしまうこともあります。
たとえば、豚肉や大豆などに含まれるビタミンB1は「疲労回復ビタミン」と呼ばれ、疲労を軽減させる働きをもちます。
また、カルシウムは、神経の興奮を鎮めるのに役立つ栄養素です。
これらの栄養素が不足すると、疲労やだるさ、イライラを感じやすくなり、五月病を誘因することになりかねません。
バランスの良い食事を3食しっかりとるのが理想的ですが、食事だけで補うのが難しい場合は、サプリメントや栄養補助食品などを活用するのもひとつの方法です。使用に迷う場合は、薬剤師にご相談ください。
事前にできる五月病対策③:ストレス発散法を見つけておく

五月病のきっかけとなりやすいのが、知らず知らずのうちにたまっていくストレスです。
社会とのかかわりの中で、まったくストレスを感じずに過ごすことは難しいものですが、日頃から上手に発散する工夫をしておくことが、五月病対策の大きなポイントになります。
たとえば、ヨガやストレッチなどの有酸素運動はリラクゼーション効果があることで知られています。
戸頭周辺には、利根川や小貝川沿いの散歩コースなど、気軽に体を動かせる場所もあります。天気の良い日に外の空気を吸いながら歩くだけでも、気分転換につながります。
もちろん運動以外でも、思いきり趣味を楽しんだり、誰かと楽しくおしゃべりしたり、自分の心が晴れて気分がすっきりとすることであればなんでも構いません。
自分なりのストレス発散方法を見つけて、無理のない形で心身のバランスを整えていきましょう。
ひまわり薬局 戸頭店は、心身の健康を全力でサポートします!
ひまわり薬局 戸頭店は、体の不調だけでなく、「なんとなくやる気が出ない」「憂鬱な気分が続く」といった心の変化についても、ご相談いただけます。
「これって五月病かな?」と感じたときは、ひとりで抱え込まず、早めにご相談ください。
症状や生活リズムを伺いながら、日常生活での工夫やセルフケアのポイントについて、薬剤師の立場からお話しします。
もちろん、症状が出る前の予防対策についても、真摯にアドバイスさせていただきます。
<参考文献>
五月病(大阪府医師会)
https://www.osaka.med.or.jp/citizen/tv85.html
医療法人社団桂友会 網走脳神経クリニック
ひまわり薬局 戸頭店
薬剤師
永野