医療救護訓練に参加しました|江東区総合防災訓練レポート
2025.11.21

医療救護訓練に参加しました|江東区総合防災訓練レポート

薬剤師 丸山

こんにちは、ファミリー薬局東陽町店です。

11月16日(日)、江東区で行われた総合防災訓練に参加しました。
この訓練は毎年行われていて、地域の防災力を高めるための大切な取り組みです。私たち薬局も毎年参加し、災害時の医療対応を学ぶ機会として取り組んでいます。

倒壊家屋での救助とトリアージを見学

会場には倒壊家屋が再現され、救急隊が被災者役を救出し、そのまま医師がトリアージ(緊急度の判断)を行います。

医師が短い時間で状態を見極める姿は緊張感があり、災害時の現場では素早い判断がいかに重要かが伝わってきました。

医療救護所では薬剤師も活躍します

救護所では、傷病者の状態に合わせて必要な処置が行われます。薬剤師もチームの一員として、処方内容の確認や医薬品の準備を担当しました。
 普段の薬局とは違い、医薬品も情報も限られた環境で動くため、状況に合わせた判断や連携のスピードがとても大切だと感じました。
「どの薬を優先するか」「どうスタッフ同士で伝えるか」など、災害現場ならではの気づきが多くありました。

 多くの職種が集まり、協力して動く訓練

会場には、医師、看護師、保健師、消防、警察、自衛隊など、さまざまな職種の方が参加していました。
それぞれの専門性を生かし、息を合わせて訓練を進めていく様子を見て、「災害時は一つのチームとして動く」ことの大切さを改めて感じました。

救護所テント内での調剤
多職種が訓練を見守る場面

 災害時にも地域の力になれる薬局を目指して

今回の訓練を通して、災害時の医療体制や連携の流れを再確認することができました。
毎年参加しているからこそ、気づくことや学びが積み重なり、店舗としての備えにも生かされています。

当店は地下1階にあるため、
「営業時間中に災害が起きた場合はどうするのか?」
「停電時にはどのように対応するのか?」
といった点を、改めて確認しました。動線の見直しや避難シミュレーションなど、平時から備えておくことの大切さを実感しています。

これからも、災害時にも地域の力になれる薬局を目指して、スタッフ一同、防災の知識と対応力を高めてまいります。
地域の皆さまが安心して過ごせるよう、日頃からしっかりと備えてまいります。

【店舗情報】
ファミリー薬局東陽町店
住所:東京都江東区南砂2-6-3 サンライズ東陽ビル地下1階
アクセス:東京メトロ東西線 東陽町駅徒歩5分

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