こんにちは!江東区・東陽町駅近くファミリー薬局 東陽町店の薬剤師 草野です。
みなさんは、お医者さんで処方されたお薬を受け取るとき、「ジェネリック医薬品にしますか?」と聞かれたことはありませんか?当薬局でも、「ジェネリックについて相談できるのか」というご質問をよくいただきます。
結論から言いますと、調剤薬局はジェネリック医薬品の相談に最適な場所です!
今回は、ジェネリック医薬品の基本から、調剤薬局での具体的な相談方法まで詳しくお話しますので、ぜひご相談時の参考にしてくださいね。
ジェネリック医薬品とは?
ジェネリック医薬品は、「後発医薬品(こうはついやくひん)」とも呼ばれ、既にあるお薬(先発医薬品・新薬)の特許期間が終了した後に、他の製薬会社から製造・販売されるお薬のことです。
ジェネリック医薬品は先発医薬品に比べ開発費用を大幅に抑えられることから、価格が先発医薬品よりも安いのが特徴。薬代をできるだけ抑えたいという人に選ばれています。
「安いと効き目が心配…」という声も聞かれますが、ご安心ください。
ジェネリック医薬品の有効成分は先発医薬品とまったく同じで、効果・効能・安全性も同等です。
ただし、薬の形(錠剤・カプセルなど)や味、添加物などが先発医薬品と異なる場合があるため、アレルギーや服用感など、気になる点は薬剤師にご相談ください。
調剤薬局でのジェネリック医薬品の相談方法

続いて、調剤薬局でジェネリックについてご相談して頂く際の具体的な手順をご紹介します。
ジェネリック相談方法1:処方箋を渡す時に伝える
処方箋を薬局の受付に提出する際、「ジェネリック医薬品に変更したい」、または「ジェネリックについて相談したい」とお伝えいただくのがスムーズです。
処方箋に医師の「変更不可」のサインがない限り、原則としてほとんどのお薬はジェネリック医薬品に変更が可能です。
ジェネリック相談方法2:薬の説明を受ける際に質問する
薬を受け取る際の説明のときでも構いません。薬剤師は、お客様のお薬に関する疑問にお答えするためにいます。
「今飲んでいる薬にジェネリックはありますか?」
「複数のジェネリックがあるけど、違いは何ですか?」(例:味、大きさ、添加物など)
「この薬をジェネリックにしても、私の持病に影響はありませんか?」
当薬局では、価格や形状の違いなどをわかりやすくご説明し、お客様の希望に合ったものをご提案します。
ジェネリック相談方法3:ジェネリック医薬品希望シールを提示する
ご相談が難しい場合は、「ジェネリック医薬品希望シール」をご提示頂くことで、ジェネリック医薬品の希望が伝わります。
ジェネリック医薬品希望シールは、各市町村や協会けんぽ、健康保険組合でもらうことができます。診察券などに貼ってお使いください。
調剤薬局でのジェネリック相談における注意点
ジェネリック医薬品には、知っておいて頂きたい注意点もあります。
医師の指示で変更できない場合がある
基本的に変更は可能ですが、医師の判断でジェネリック医薬品への変更ができない場合があります。
また、新薬(先発医薬品)として発売されて間もないお薬も、特許期間内であるため、そもそもジェネリック医薬品が存在しません。
ジェネリック相談は東陽町駅や江東区役所からも近いファミリー薬局東陽町店へ
ファミリー薬局 東陽町店は、地域のみなさまに安心して医療を受けていただけるよう、ジェネリック医薬品の適正な利用を推進しています。
医療費をご負担に感じていらっしゃる方、ジェネリックについてもっと詳しく知りたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。
<外部サイト参照リスト>
新薬とジェネリック医薬品の違い
https://www.sawai.co.jp/medicine/generic/#anchor-02
安心してご利用ください ジェネリック医薬品
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201309/4.html
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