お酒をたしなむ方で、
「朝、なんとなく体がだるい」
「寝たはずなのに疲れが抜けない」
「頭がすっきりしない」
そんなことはありませんか。
病院にかかるほどではないけれど、以前より疲れが残りやすくなった――。年齢を重ねるにつれて、そんな変化を感じている方もいらっしゃるかもしれません。
疲れの原因は、睡眠不足や忙しさ、運動不足、ストレスなどさまざまです。そんな中で、お酒を飲む機会が多い方に少し知っておいていただきたい栄養素のひとつが「ビタミンB1」です。
ビタミンB1は、ごはんやパン、麺類などに含まれる糖質を、体の中でエネルギーとして利用するために必要な栄養素です。また、神経の働きにも関わっています。
お酒を多く飲む生活が続くと、食事がおろそかになりやすいことに加え、ビタミンB1の吸収や体内での利用にも影響することが知られています。
「夕食はお酒とおつまみだけで済ませることが多い」
「飲んだ翌日は食欲がなく、朝食を抜いてしまう」
「以前より食べる量が減った」
そんなことが続いていないか、一度振り返ってみるのもよいでしょう。
ビタミンB1は、豚肉や魚、豆類、穀類など、普段の食事から摂ることができます。
疲れたら、とりあえずビタミン剤?
薬局には、ビタミンB1をはじめとしたさまざまなビタミンを含む一般用医薬品があります。「疲れたときに飲んだことがある」という方も多いかもしれません。
ただし、ビタミンそのものが体を動かすエネルギーになるわけではありません。食事からとった栄養を体の中で利用するために、ビタミンは大切な役割を担っています。
また、「ビタミン剤」といっても、含まれている成分や量、効能・効果は商品によって異なります。

だからこそ、疲れを感じたらすぐにビタミン剤、ではなく、
「最近、食事はきちんととれているかな」
「お酒の量が増えていないかな」
「睡眠はとれているかな」
と、まずは普段の生活を少し振り返ってみることも大切です。
そのうえで、「ビタミン剤を使ってみたいけれど、どれを選べばいい?」「食事では何を意識したらいい?」と迷ったときは、薬剤師にご相談ください。
また、強いだるさが続く、ふらつきやしびれなどがある、いつもと違う体調変化を感じる場合には、「疲れのせい」と決めつけず、医療機関への相談が必要なこともあります。
「病院に行くほどではないけれど、最近ちょっと調子が違う」
そんなときにも、薬局は健康について相談できる身近な場所です。
お薬のことだけでなく、食事やお酒との付き合い方、ビタミン剤のことなど、気になることがあればお気軽にお声がけください。
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