こんにちは。白井市桜台、千葉ニュータウン中央駅から車で約3分の調剤薬局「健栄さくら台薬局」薬剤師の佐藤です。
千葉ニュータウンは、都内へ通勤・通学される方が多い住宅街です。
引っ越してきたばかりで、「体調のことをどこに相談したらいいかわからない」と感じている方の声を耳にすることも少なくありません。
特に生理痛は、家族や職場では話しづらく、「とりあえず市販薬で乗り切っている」という方も多いのではないでしょうか。
実は生理痛は、人によって痛みの強さや出方がさまざまで、それに合わせてお薬の選び方や考え方も変わってきます。
今回は、生理痛が起こる理由と、痛みのタイプ別に“相談できる”という選択肢について、薬剤師の立場からお伝えします。
生理痛が起こる原因:生理痛は“体の自然な反応”から起こります

生理痛(月経痛)は、子宮内膜がはがれ落ちる際に分泌される「プロスタグランジン」という物質が大きく関係しています。
プロスタグランジンには、
・子宮を収縮させる
・経血を体の外へ排出する
といった、生理にとって大切な働きがあります。
しかし、この物質が多く分泌されすぎると、
・下腹部の痛み
・腰の重だるさ
・頭痛や吐き気
などの不調が起こりやすくなります。
生理痛のつらさ・症状は、人それぞれ違います
「生理痛は相談しづらくて、いつも自分で薬を選んでいます」
「ドラッグストアで何となく同じ薬を買い続けています」
という声を薬局のカウンターで聞くことがあります。
生理痛はとても身近な症状ですが、痛みの出方や強さは人それぞれ。実は“合う薬”も同じではありません。
「この程度で相談していいのかな」と思われがちですが、痛みのタイプや生活スタイルを伺いながら一緒に考えることで、無理のない選択ができる場合もあります。
生理痛の痛みのタイプ別・鎮痛薬の考え方(薬剤師からの目安)
たとえば、生理痛の出方によって、考えられるお薬の選択肢は異なります。
● 下腹部がズーンと重い、鈍い痛みが中心の方
→ 比較的穏やかに痛みを和らげる成分(アセトアミノフェンなど)が検討されることがあります。
● ズキズキとした強い痛みや、腰痛を伴う方
→ 炎症を抑える働きのある成分(イブプロフェンやロキソプロフェンなど)が選ばれるケースもあります。
● 胃が弱い方、薬で気分が悪くなりやすい方
→ 胃への刺激が少ないタイプのお薬が検討されることもあります。
ただし、体質や年齢、ほかに服用しているお薬によって、合う・合わないは人それぞれ異なります。「自分はどのタイプかな?」と迷ったときは、無理に自己判断せず、薬剤師にご相談いただくと安心です。
生理痛の薬は“飲むタイミング”も大切です

鎮痛薬は、痛みが強くなってから使用するよりも、「少し違和感があるな」と感じ始めた早めの段階で使うことで、効果を感じやすい場合があります。
ただし、
・予防のつもりで毎月必ず飲む
・必要以上に早いタイミングで使う
といった使い方は、あまりおすすめできません。
痛みの程度や頻度には個人差があるため、服用のタイミングに迷う場合も含めて、薬剤師に相談しながら使うことが大切です。
繰り返す生理痛や、鎮痛薬の使い方が気になる方へ
毎月のように鎮痛薬が必要になる方や、
「飲みすぎていないか不安」
「湿布と一緒に使って大丈夫?」
と感じる方もいらっしゃいます。
鎮痛薬の飲みすぎや副作用、内服薬と貼り薬の併用については、関連記事で詳しくまとめています。
関連記事:頭痛のタイプ別、頭痛薬・鎮痛剤の選び方
健栄さくら台薬局では、生理痛のご相談も受けています
生理痛は「毎月のこと」だからこそ、つい我慢してしまいがちです。けれど、痛みの出方や体調は、年齢や生活環境によって少しずつ変わっていきます。
市販薬も「いつものもの」で済ませるのではなく、今の自分の状態に合っているかどうか、たまに立ち止まって見直してみませんか。
健栄さくら台薬局では、生理中のお薬選びはもちろん、
「毎月同じようにつらい」
「最近、痛み方が変わってきた気がする」
といったご相談もお受けしています。
「この薬で大丈夫かな?」
そんな小さな疑問でも構いません。
月に一度のつらさが、少しでも軽くなるように。私たちがお手伝いできればと思います。どうぞお気軽にお声がけください。
<外部サイト参照リスト>
ヘルスケアラボ 「生理痛」(女性の健康推進室)
https://w-health.jp/monthly/algomenorrhea/
生理痛薬の選び方とおすすめ市販薬 | タイプ別・症状別の見つけ方(あしたのクリニック)
健栄 さくら台薬局
薬剤師
佐藤