こんにちは。習志野市・京成津田沼駅が最寄りの調剤薬局「めぐみ薬局 津田沼店」薬剤師の稲垣です。
店舗の周辺には市役所や消防署などがあり、朝夕は通勤中の方々が多く行き交います。
「仕事を休めないから、とりあえず我慢している」
「デスクワーク中に、徐々に頭が重くなってくる」
「会議前になると、決まって頭が痛くなる」
そんな状態で、頭痛を抱えながら一日を過ごしていませんか?頭痛にはいくつかのタイプがあり、症状によって考え方や市販の鎮痛薬の選び方も変わってきます。今回は、頭痛のタイプの違いと、市販の鎮痛薬を考えるときのポイントについて、薬剤師の視点からお伝えします。
頭痛には“種類”があります

ひとくちに頭痛といっても、原因や症状の出方はさまざまです。
よく見られるものとして、次のようなタイプがあります。
緊張型頭痛
長時間のパソコン作業やスマートフォン操作、肩こりなどがきっかけになりやすく、
頭全体が締めつけられるように重く感じるのが特徴です。
片頭痛
ズキズキと脈打つような痛みが起こり、
光や音がつらく感じたり、吐き気を伴うこともあります。
忙しい日々の中で、疲れがたまったときに起こりやすい方もいます。
天候や気圧の変化による頭痛
雨の前や季節の変わり目など、
決まったタイミングで調子が悪くなるという方も少なくありません。
このように、同じ「頭痛」でも、背景や原因は人それぞれ異なります。
頭痛タイプ別・鎮痛薬の考え方(薬剤師からの目安)
頭痛は、その日の疲れ方や姿勢、ストレスなどによって、毎回タイプが変わることも少なくありません。「今日の頭痛に合わせて考える」という視点が大切です。
- 首や肩がこって重い感じの頭痛
→ 穏やかに痛みを和らげる成分が使われることがあります。 - ズキズキ拍動するような頭痛
→ 炎症を抑える働きのある成分が検討されることが多くなります。 - 胃が弱い方、眠くなりやすい方
→ 体への負担が少ないタイプが選ばれる場合もあります。
市販の頭痛薬はたくさん種類がありますが、大切なのは「どれが一番強いか」ではありません。痛みのタイプや体調に合わせて考えることがポイントです。迷ったときは、自己判断せず、薬剤師に相談することで、今の状態に合った選択がしやすくなります。
主要な鎮痛剤の成分もあわせて見てみましょう。
カロナールに含まれる成分「アセトアミノフェン」
アセトアミノフェンは、脳の中枢に作用し、痛みや発熱を穏やかに抑えるとされています。
炎症を強く抑える作用はありませんが、その分、胃腸への負担が比較的少ないとされており、妊娠中や小児に使用される機会が多い成分です。
頭痛の程度が軽い場合や、体への刺激をできるだけ避けたい方に選ばれることがあります。
イブに含まれる成分「イブプロフェン」
イブプロフェンは、痛みの原因となる炎症を抑える作用があります。
生理痛や片頭痛など、ズキズキとした痛みを伴う頭痛に対して検討されることが多い一方、胃腸障害が出ることがある成分でもあります。空腹時を避け、用量・用法を守って使用することが大切です。
バファリンAに含まれる成分「アスピリン(アセチルサリチル酸)」
アスピリン(アセチルサリチル酸)は、古くから使われてきた解熱鎮痛成分です。
鎮痛作用に加え、血液を固まりにくくする作用があるため、体質や持病、妊娠時期によっては注意が必要とされています。特に妊娠後期や小児では使用が制限される場合があるため、自己判断は避けたい成分です。
薬局でもたまにご相談を受けることがありますが、アスピリンはサリチル酸系の解熱鎮痛薬であり、ピリン系(アミノピリンなど)とは化学構造が異なります。過去に「ピリン系アレルギー」があった場合でも、必ずしもアスピリンが使えないわけではありませんが、自己判断せず薬剤師へご相談ください。
頭痛薬の飲み方と、世代を問わず意識したい服用タイミング

頭痛薬は、「かなり痛くなってから」よりも、違和感がではじめた早めの段階で使うほうが、効果を感じやすい場合があります。
一方で、
・予防のつもりで頻繁に飲む
・少しの不調ですぐ使う
といった使い方は、飲み過ぎにつながることもあります。大切なのはバランスです。
津田沼エリアでよく聞く“あるある”
めぐみ薬局 津田沼店では、次のようなお声をよく耳にします。
- 仕事中は薬を飲むタイミングを逃してしまう
- 忙しくて肩や首のこりに気づかない
- 頭痛があっても、つい後回しにしてしまう
「本当は早めに対処したほうがいい」と思いながら、 我慢している方が多い印象です。
鎮痛薬の飲みすぎや副作用が心配な方へ
頭痛薬は、正しく使えば心強い存在です。 一方で、連用や自己判断での使用には注意が必要です。
胃腸への負担や、他のお薬との飲み合わせ、湿布との併用など、知っておきたいポイントについては、別の記事で詳しくまとめています。
関連記事:鎮痛薬・鎮痛剤を飲みすぎるとどうなる?副作用と薬との正しい付き合い方
自分に合った頭痛薬を知ることで、毎日の質を高めましょう
一口に「頭痛薬」といっても、含まれる成分によって得意な症状や体への影響は異なります。痛みを我慢して過ごすことは、集中力の低下やストレスの増大を招くため、自分の症状に合った鎮痛剤を適切に使用することが大切です。
特に、妊娠中の方や小さなお子さま、胃腸が弱い方などは、成分の選択に注意が必要となります。市販薬の種類が多くて選べないときや、現在服用中の薬との飲み合わせが気になるときは、一人で悩まずに薬剤師へご相談ください。
習志野市の京成津田沼駅近くにある「めぐみ薬局 津田沼店」では、皆さまのライフスタイルや体調に合わせたお薬選びをサポートしています。市役所や消防署の近くに位置しておりますので、お仕事帰りや外出の際など、どうぞお気軽にお立ち寄りください。健やかな毎日を過ごせるよう、私たちが一緒に考えます。
<外部サイト参照リスト>
イブプロフェン・ブチルスコポラミン臭化物のリスク区分について (厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11121000-Iyakushokuhinkyoku-Soumuka/0000094868.pdf
「解熱鎮痛剤の種類や選び方、使い方のポイント(くすりと健康の情報局 by第一三共ヘルスケア)
https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/health/selfcare/feverandpain-02/
解熱鎮痛剤の違いを解説「アセトアミノフェン」と「イブプロフェン」などの成分の違い(健康サイト byアリナミン製薬)
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