香取神宮の『夏越の祓』とともに体調を整える!夏バテを乗り切るための食べ物と栄養学
2026.07.20

香取神宮の『夏越の祓』とともに体調を整える!夏バテを乗り切るための食べ物と栄養学

薬剤師 森川

こんにちは。香取市・佐原駅近くの調剤薬局「健栄 さわら薬局」の薬剤師 森川です。

暑さが本格化する時期になると、食欲低下や疲れやすさなどといった夏バテの症状の相談が増えてきます。香取市には香取神宮があり、夏越の祓の時期に参拝される方も多いのではないでしょうか。今回は、香取神宮の夏越の祓にふれながら、夏バテを防ぐために意識したい食べ物や栄養、水分補給のポイントについてわかりやすく解説します。

香取神宮の「夏越の祓」とは

香取神宮の「夏越の祓」とは
<写真>夏越(なごし)茅の輪くぐり設置致しました! (香取神宮)
https://katori-jingu.or.jp/2019/05/21/%E5%A4%8F%E8%B6%8A%EF%BC%88%E3%81%AA%E3%81%94%E3%81%97%EF%BC%89%E8%8C%85%E3%81%AE%E8%BC%AA%E3%81%8F%E3%81%90%E3%82%8A%E8%A8%AD%E7%BD%AE%E8%87%B4%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F%EF%BC%81/

香取神宮では、毎年夏の時期に「夏越の祓(なごしのはらえ)」が行われています。

夏越の祓は、半年間の罪やけがれを祓い、残り半年を健やかに過ごせるよう願う神事です。

古くから日本では、季節の変わり目や暑さが厳しくなる時期に、このような神事を通じて体調管理を意識する豊かな文化が受け継がれてきました。

特に夏は、暑さや湿度によって体力が消耗しやすく、食欲低下や疲労感などの不調が起こりやすい季節です。

香取市には香取神宮があり、夏越の祓の時期に参拝される方も多いと思いますが、こうした節目に体調管理や生活習慣を見直してみるのもよいですね。

夏になると「夏バテ」が起こりやすい理由

夏になると「夏バテ」が起こりやすい理由

近年の猛暑日による体温調節の負担や、屋外の暑さと室内の冷房による温度差は、体に大きなストレスを与えて夏バテの不調を引き起こす原因になります。

夏になると、体がだるい、食欲が落ちる、疲れが抜けにくいといった不調を感じる方が増えてきます。こうした状態は一般的に「夏バテ」と呼ばれています。

さらに、睡眠不足や栄養不足が重なることで、疲労感が長引くケースもあります。

夏バテで食欲が落ちるのはなぜか

暑い日が続くと、冷たい飲み物やアイス、さっぱりした麺類などに偏りやすくなります。

ただ、冷たいものばかり摂っていると、胃腸が冷えて消化機能が低下し、栄養不足からさらに疲れやすくなるという悪循環が起こりやすくなります。

夏場は外気温と室内の温度の差が生じやすく、自律神経が乱れやすくなります。自律神経は体温調節や胃腸の働き、睡眠などに関わっているため、このバランスが崩れると食欲低下や疲労感を引き起こすことがあります。

その結果、食事量が減って栄養不足になり、さらに疲れやすくなるというループにはまってしまうことも。特に暑い時期の食事管理は、食べやすさだけでなく、温かいもので胃腸を温めたり、栄養バランスも意識するとよいでしょう。

夏バテ対策で意識したい栄養素

夏バテ対策では、体内のエネルギー代謝をスムーズにする栄養素を日頃の食事からしっかり摂ることが大切です。

特に意識したいのは、ビタミンB1やたんぱく質、ミネラル、水分です。ビタミンB1は、糖質をエネルギーに変える際に必要な栄養素で、不足すると疲労感に繋がりやすくなります。また、汗をかくことでミネラルや水分も同時に失われやすくなります。のどの渇きを感じる前にこまめな補給を心がけましょう。

夏バテ対策に取り入れたい食べ物

夏場は無理に食事の量をたくさん食べるよりも、少量でも必要な栄養を効率よく補える「栄養密度」の高い食べ物を選ぶことが大切になります。

おすすめされることが多い食べ物には、豚肉や大豆製品、卵、うなぎ、納豆などがあります。特に豚肉にはビタミンB1が多く含まれており、暑い時期の栄養補給源としても取り入れやすい食品です。

また、たんぱく質は筋肉や体力維持にも関わるため、暑い時期でも意識して摂取したい栄養素です。さらに、野菜や果物からビタミン・ミネラルを補うことも重要になります。どうしても食欲がない場合は、冷やしすぎないスープや消化しやすい食事を上手に取り入れてみましょう。

水分補給で気をつけたいポイント

夏バテ対策では、水分補給も欠かせません。

水分は、のどが渇く前からこまめに補給することが基本です。
特に大量に汗をかいたときは、水分だけでなく塩分やミネラルも失われるため、体内の電解質バランスが崩れることがあります。 適度に塩分やミネラルを補給し、食事とのバランスも意識しましょう。

また、冷たい飲み物の摂りすぎは胃腸への負担をかけることがあります。暑い季節でも、飲みすぎには注意しながら上手に水分補給を行いましょう。

睡眠不足も夏バテにつながります

夏場は暑さによって睡眠の質が低下しやすくなります。

睡眠不足が続くと、自律神経が乱れやすくなり、疲労回復もしにくくなります。

そのため、

・室温調整

・寝具の工夫

・規則正しい生活

などを意識することが大切です。

食事だけでなく、睡眠や生活習慣を含めて整えることが、夏バテ予防には大切です。

夜間の熱中症対策としても、無理に冷房を我慢しないようにしましょう。

食事だけでなく、睡眠や生活習慣を含めて整えることが、夏の体調管理につながります。

佐原駅近くの「健栄 さわら薬局」で夏の健康管理をサポートします

千葉県香取市の佐原駅近くにある調剤薬局「健栄 さわら薬局」では、地域の皆さまが夏を元気に過ごせるよう、食事や栄養面のアドバイス、日頃の体調管理に関するご相談を承っています。暑さで体が疲れやすいときや、食欲がわかないときの食事管理など、気になることがあれば薬剤師の方へ気軽にお声がけください。

香取神宮の夏越の祓で心身を清めるように、日々の正しい衛生習慣や栄養管理を上手く生活に取り入れながら、この夏の暑さを健康的に乗り切っていきましょう。皆さまのご来局を心よりお待ちしています。

<外部サイト参照リスト>

夏越(なごし)芽の輪くぐり設置致しました! (香取神宮)
https://katori-jingu.or.jp/2019/05/21/%E5%A4%8F%E8%B6%8A%EF%BC%88%E3%81%AA%E3%81%94%E3%81%97%EF%BC%89%E8%8C%85%E3%81%AE%E8%BC%AA%E3%81%8F%E3%81%90%E3%82%8A%E8%A8%AD%E7%BD%AE%E8%87%B4%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F%EF%BC%81/

熱中症の基礎知識 (環境省「熱中症予防情報サイト」)
https://www.wbgt.env.go.jp/heatillness.php

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